37話のあらすじ
シャーティー家の没落を知ったヘイネルは、急いで北部から戻り伯爵家を尋ねましたが、誰もいませんでした。「千里の水晶」を使いリズの居場所を確かめると、血塗れのリズが見えました。
水晶に命じてその場所に移動すると、リズの傷は深く、もう手遅れであることは明らかでした。
ヘイネルは、リズに幸せに生きて欲しかっただけなのに。死なせるくらいなら、無理矢理にでも手を伸ばせば良かったと思うヘイネル。
ここまでの記憶を見ていたシジャルでしたが、北部に行ったあたりから記憶の断片しか見えていませんでした。
→「愛されてる場合じゃないの」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
どうやらエメラルドを使うと、シジャルはかなり脳が疲労しているようですね。これが副作用。
そのうち、疲労するだけでは済まなくなるのでは。
シジャルは、公爵家の秘密は握ったし、あとはヘイネルの顔に自分と同じように傷をつければと思ったとき、剣を持ったリズがシジャルを攻撃してきました。
リズ、間に合いましたね!ブランセ卿を脅して馬に乗せてもらってきたのです。
俺はまた彼女に救われたと思うヘイネル。
でもリズは、旦那様には助けてもらってばかりだったから、ようやく恩返しができると言います。
このとき、リズを見ているヘイネルの表情がね、なんとも切ないです。
記憶をたどったことで、リズへの想いを改めて深めたのではないでしょうか。
でもこれ、ヘイネルは夢だと思っているけど、前世の記憶ですよね。リズの回帰との関係は、どうなっているのでしょう。
そして最後に、今度こそ共に害虫を駆除しよう、「夫婦」でな、と言います。
夫婦でな!
まだ気持ちは通じ合っていないけど、少しずつ絆が強くなっていっている気がします。
・ヘイネルはリズの危機を知り、魔道具で移動するも手遅れだった
・シジャルにはヘイネルの記憶の断片しか見えていない
・リズが剣を持ってヘイネルの元に到着
コメントを残す