だからおまえさんはお呼びじゃないんだってば……。
43話のあらすじ
現在ロテイアには大公がいないため、クロルドを対抗の地位につけることに反対するベルジ公爵。しかし国王は、まだ領地を収める資質を備えていないクロルドを、王宮から追い出すつもりはありませんでした。
いずれフランツの地位が安定し、後継者が生まれたら、それなりの領地に送るつもりだと言います。
その頃、第二王子妃フラビアは、自分の立場も忘れてフランツに近づこうとしていました。
→「復讐の杯をその手に」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
43話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
何をどうしたらそういう勘違いができるのか。
ストーカーってのはきっとこうなのでしょうね。まったく好かれていないのに、「この人には私しかいない」と思い込む、病的な思想。
散歩中に、フランツ、ロゼロ、バソロミュに会ったフラビアは、フランツに話があると言って呼び止める。
ロゼロは、フラビアの思いを察知して、バソロミュをつれて席を外します。
もちろん、フラビアの思いが不道徳なものだと知って。
ロゼロ、するどいな。
2階からフランツとフラビアが話しているところを見ていると、そこへユディットが来てしまいました。
まあ、フランツがフラビアといるところを見たからといって、それでどうにかなるユディットではないですが、いい気はしないでしょうね。
バソロミュがフランツを呼びにいき、フランツはあっさりとその場を去るのですが、その時にフラビアが窓際にユディットがいることに気づきます。
すると、どうして私をそんな目で見るのか、「私とフランツ様の仲がいいから?」ってあらぬ方向に誤解してるんだけど、そのせいでまた何かやり出しましたよ。
またクッキーを作り、今度はユディットからロゼロへと嘘をついて、侍女にクッキーを持っていかせました。
なぜ、いつもクッキー?
しかし受け取ったのはナディーン。前に、フラビアがクッキーを焼いているのを知っているので、ユディットが焼いたものではないとわかっています。
なぜフラビアが頻繁にクッキーを持ってくるのかなと怪しいと思いながら、ひとつ口にします。
これ、何か入っているのではないかしら?
お腹の具合が悪くなるとか。
それで、ユディットに罪をなすりつけようって魂胆でしょうか。
もしそうなら、浅はかすぎないか?
ユディットがクッキーを焼いてないことくらい、調べればわかるし。
フラビア、うざいからさっさと退場してほしいな。
今回は、フラビアが来る前に、バソロミュがチェラアンの家に挨拶に行くという話があったので(つまり縁談!)、少しだけ救われましたかね。
お似合いの二人だと思います。
・フラビアはフランツにつきまとう
・バソロミュはチェラアンの家に挨拶に行く予定
・フラビアはまたクッキーを作り、ユディットからロゼロへと嘘をついて侍女に持って行かせる
コメントを残す