エリオットの受難。
53〜54話のあらすじ
シェリアは、帝都の大神殿に来ていました。新しい神託が下されたとのことで、神託記録保管機関に来ていました。
どうやら結婚式があった吹雪の日のことらしく、「隠された六芒星の聖物が主の元へ帰ったとき初めて悪は裁かれるだろう」というものでした。
六芒星はサークレットのことなのか、リナがこのサークレットを取り戻したら、自分が裁かれるということなのかと、シェリアは混乱します。
そこへ、ディートリヒ公爵が挨拶に来ました。
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53〜54話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ディートリヒ公爵はリナの後見人というか、協力者で、セリアとは折り合いが悪い人。そのせいか、二人の間には険悪な空気が流れます。
その場をはぐらかすために、祈りを捧げるというシェリア。
するとサークレットが急に反応し、シェリアがサークレットをシュテルン旗に掲げると、その場が強い光に包まれます。
公爵はその場に倒れ、気を失っているようですが、口から何か黒いものが出てる……。
これは、リナに操られてたってことなんだろうか。
しかし、神託が気になって仕方ないシェリアは、サークレットの代わりになるものを用意しようと、リノンにお願いします。
今回の事件がシェリアとどういう関わりがあるのかはまだわからないですが、シェリア=悪だということにはならないと思うんだけどな〜。
シェリアはとりあえず聖物を手に入れるために闇オークションへと足を運びます。
ここがまた、すごいんだ。イケメン奴隷がメインの商品らしく、何売り場なんだかわからん状態。
ルシェがこんなところにシェリアを一人で来させるはずはなく、当然ついてきています。
あまりに目立つので、どうやらオークションに出品される奴隷だと勘違いされているよう。
貴婦人たちが、イケメン奴隷を狙っているのですよ。
おそろしーーー。
人々の視線を逸らすために、シェリアがルシェといちゃついて「夫婦」であることを見せつけると、今度はエリオット卿が注目されてしまいます。
エリオットへの視線を逸らすために、ビビが「不能」を連呼するのがおもしろかった。
かわいそうに……エリオット、いつの間にか、不能男にされてしまった。
しかしここ……主催者は、ミエスでした。
シェリアたちは変装しているからバレていないと思ってしますが、バレてる。
呪術師たちも配置されているようだし、ちょっと、袋の鼠じゃないの?
・シェリアは大神殿で聞いた神託が気になって仕方ない
・サークレットの代わりになる聖物を手に入れるために闇オークションに潜入
・オークションの主催者はミエスだった
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