着々と味方が増えている。
20話のあらすじ
廊下で会ったその人物は、ベルジ公爵家の長男・バソロミュでした。フランツの友人で、前世でもフランツは彼といるときは調子が良かったのです。
ユディットが王子妃とは知らず、タメ口をきいてしまったと焦るバソロミュ。すぐに非礼を詫びます。
重いツボを持って、灰を捨てに行くのを手伝います。バソロミュはか弱い王子妃をこき使う王妃に対して、改めて怒りが湧いてくるのでした。
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20話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
バソロミュはフランツにとって、兄弟みたいなもの。一緒に育ってきたので、フランツの境遇に本気で腹を立てているようですね。
ベルジ公爵家は、政治的には中立の立場を守ってきた家門で、大きな勢力ではありませんでしたが、歴代の王妃も含め、何人かの王妃を輩出してきた由緒ある家門です。
王に反旗を翻したこともないため、王党派や穏健派の心の支えになっていた家門の長男が、バソロミュ。
ユディットの大きな支えになってくれるはずです。
前世では、公爵家が滅門されてしまったため、バソロミュも命を落としますが、今回は大丈夫でしょう。
まだ訓練兵ですが、早いうちからフランツ、ユディットを支えてくれれば、王妃を排除する助けになると思います。
着実にユディットの味方が増えてきていて、嬉しいです。
今回のストーリーのまとめ
・廊下で会ったのはベルジ公爵家の長男、バソロミュ
・バソロミュはフランツと兄弟のように育った
・王妃がユディットにしていることに対して腹を立てている
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