ああああ。つらい……
28話のあらすじ
お腹の子は順調に育っていました。エニャは、子供のための人形を作り、タルハンは狩りへ。
ある日、狩りの途中で族長の姿が見えなくなります。そのとき、族長の矢が飛んできました。
それは危機の合図。一緒にいたリガタには村に戻るように言い、タルハンは族長を探しに行きます。
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28話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ほー。リガタとはこの頃からの付き合いなんですね。
タルハンが探しに行くと、族長は大怪我をして倒れていました。
このまま放置すれば……と一瞬、よくない考えがタルハンの頭をよぎります。
カハンティが自分を蔑んでいたことは分かっているし、こいつは自分の国を滅ぼした仇敵のひとり。
殺してしまおうかと思ったときに、お母さんの記憶が蘇ってしまった。
お母さんは、すべての命に価値があると言っていた。
そのせいで、族長を●せなかったのです。
これが正解だったのかどうかは、よくわかりませんね。
もしここでカハンティを●していたらどうなっていたのか。
タルハンが疑われて、さらに良くない立場になっていたかもしれないし。
とりあえず、自分にできることはすべてやったとその場を後にしようとしたとき、何故かエニャがいて……
エニャのお腹の子はすでに亡くなっていて、早く取り出さなければエニャ自身の命が危険な状態でした。
辛い展開が待っていることは分かっていたけど、冒頭が幸せな二人だっただけに、これはつらい。
しかも、臨月まで育っていたのに。
胎動がないことは、お母さんが最初に気付きますもんね。
でも、そんなことタルハンにはいえなかったんでしょう。
あんなに楽しみにしていて、族長まで助けたのに、タルハンもエニャもかわいそすぎる……
早くネルバナの森へ行って、二人で幸せになってほしい。
というか、セルビアに突き落とされたエニャがどうなっているのか。
次は、現在の話に戻るかな。
・赤ちゃんのための人形も作って、生まれてくるのを楽しみにしていたエニャ
・族長が魔物に襲われ、大怪我したところをタルハンが助ける
・エニャは死産してしまう
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