タニア聖女、好き。
176話のあらすじ
皇妃の招待があり、キリアンは首都へ行くことにします。罠だからとタニア聖女は止めますが、わかっているというキリアン。
首都では教皇が亡くなり、次の教皇にはラジオネル枢機卿が選出される見込み。教皇を選出するためのコンクラーベを遅らせるために、選出権を持っているタニア聖女はアクシアスへ逃げてきたのです。
タニア聖女は、ラジオネル枢機卿を教皇にしてはいけないと言います。
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176話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ラジオネル枢機卿は、皇妃と組んでるおじさんですね。タニア聖女は、この人が今回の事件に関わっていることを突き止め、さらに何か企んでいるらしいこともつかんでいました。
おそらく、教皇しかさわれない聖物に興味があるのではないかと思われるけれど、それがいいことだとは思えないと。
タニア聖女は、鋭いです。
腐ってますね、枢機卿。
自分は、枢機卿を止めたい。キリアンは皇妃を止めたい。だから、一緒に首都に行こうと提案します。
キリアン的にはそれでOKなのですが、もう一つ困ったことが。
インクイジターがリエターに会いにくるというのです。
インクイジターとは、異端審問官のこと。どうやら、リエターが目障りで消そうとしているらしい。
こういう、宗教者のくせに権力を手に入れようとする奴や、本来の目的から外れたことばかりするような奴を見ると、宗教ってなんのためにあるのか、わからなくなりますね。
タニア聖女はかつてインクイジターと対峙したことがあるそうで、その経験が役に立ちそうですが、この話を聞いているモルビドゥスがこわいな。
顔の下半分しか描かれていなかったけど、たぶん、すごく怒ってると思う。
インクイジターが来たら、消しちゃうかも。
タニア聖女の金の亡者ぶり、私は結構好きです。はっきりしてて。
リエターのことを害することは絶対ないし、心強い味方。
・皇妃はまた何か企んでる
・タニア聖女はラジオネル枢機卿が教皇になるのを阻止したい
・インクイジターがリエターを消そうとしているらしい
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