足が悪いだけでこんなにのけものにされるのか…
4〜6話のあらすじ
エニャはタルハンのために、握り飯を手に入れてきました。握り飯をおいてエニャはどこかへ行ってしまいましたが、タルハンはご飯を頬張りながら、涙が出てきます。
洞穴に帰ると、寝ていたはずの母の姿がありません。引きずられた跡があり、母を探すタルハン。川で母を見つけますが、それはヒッピーでした。
ヒッピーとは尾羽を触覚のように使って人や動物を刺し、生命力を吸い取る魔物です。タルハンの母は、すでにヒッピーに刺されていたのです。
もう何もかも嫌になってヒッピーに近づこうとするタルハンを止めたのは、エニャでした。
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4〜6話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ヒッピーに刺されて宿主になると、死ぬ直前まで生命力を奪われて辛い思いをするので、もし宿主になったら息を止めてあげないと逆に苦しんでしまう。
だから、私がやるとエニャがいいます。タルハンにはどうしてもできなかった。お母さんを楽にしてあげるためとはいえ、とどめを刺すことはできなかったのです。それは当然だと思います。
代わりに、お母さんを安らかにしてくれたのがエニャだったんですね。
それが、タルハンがエニャに執着し始めたきっかけでしょうか。
さて、話は現在に戻ります。
タルハンはペルジアという部族のところへ行くことになり、次の安息日の前には帰ってくるといいます。
どうやら、安息日のためにペルジアの女性を連れてくるためらしい。
タルハンは、エニャがいるので他の女性には興味がないようですが、エニャとしては心配で…もし捨てられるのなら、自分から出て行こうかと考えていました。
でもたぶん、タルハンは、エニャを捨てるなんて微塵も考えてないと思うのですが。
で、安息日というのは、カップルを作る日みたいですね。タルハンはエニャがいるので参加しないのですが、他の男女は子孫繁栄のためにみな参加するらしい。
どういう原始的な部族なんだろう。
今回の安息日に女性が足りなくて、ペルジアから女性を連れてくるらしい。
家を建てるのはアギレアの求愛方法で、タルハンはエニャために家を建てたんですね。
一夫多妻ならぬ多夫一妻?
女性たちは、○番目めの父親が〜とか言いながら、子供を抱っこしてます。
ここでは、女性が自由に男性とつきあって子供を産めるのです。タルハンとエニャみたいに、「君だけだ」みたいなカップルはいないらしい。
で、ルハンという女性。エニャに親切にしている風だけど、なにか魂胆がありそうです。
たぶん、エニャにとりいって、タルハンにお願い事をしようとしてる?
エニャは気が弱くて、ちょっと心配ですね。
・ヒッピーの宿主となってしまったタルハンのお母さんを楽にしてくれたのはエニャ
・タルハンは安息日にも参加せず、エニャ一筋
・タルハンはペルジアに出かけていった
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