ザカリーの眼鏡姿が結構好き。
20話のあらすじ
ブランシュフォールからの手紙には、誰よりも先にビアンカに会いたいと書かれていました。
伯爵からビアンカの安否を聞いてきたこともなく、ビアンカから手紙を送ることもありませんでした。9年も疎遠になっていた家族に合わせることが正解なのかと悩むザカリー。
首都ラホズへ向かう前日。最後の荷造りで忙しくしていた時、事件が起こります。
20話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
執務室から、外にいるビアンカを眺めているザカリー。ビアンカはやはり、長い髪を下ろしている方が似合うなと思ってる。
やっぱり、すごく好きなんですよね、ビアンカのこと。
さて事件とは…夫の服が古臭いとビアンカが気づいてしまったこと!!
前回の最後で、「このことを私にいつ話すつもりだったのよ!」とヴァンサンに怒っていたのは、このことだったんですね。
刺繍が古い、毛皮も質が良くない!
ヴァンサンは、ザカリーは倹約家だからと言っても、ビアンカは聞く耳を持ちません。
自分が直接服を選ぶから、ザカリーの荷物を全て開けるようにとヴァンサンに命じます。
そしてこの機会に、全身を首都の流行に変えてしまおうともくろむビアンカ、贅沢警報が鳴って戦々恐々とするヴァンサン。
たしかに、ビアンカの言い分は一理あります。
ザカリーは鉄血の英雄で、セブランの顔です。それなりの身なりをしていかなければ、田舎の領主だと馬鹿にされてしまうでしょう。
ザカリー自身は気にしないかもしれませんが、領主たるものそれではいけません。貴族社会、見た目が全て。
ぷんぷん怒っているビアンカ、たじたじになっているヴァンサンを執務室から眺めていたザカリー。とても楽しそうです。
会話の内容まではわからないまでも、あのヴァンサンがビアンカには頭が上がらないのが、おもしろかったんですね。
すると、ソヴールがビアンカに近づいてきました。
前に、ビアンカと仲良くなりたいと言っていたから気になっているんですね、ザカリー。
ソヴールは、ザカリーの服を捨てるならもらいたいとビアンカに申し出ていたのです。
必要なものがあれば勝手に持っていってとOKを出すビアンカ、ふと気がつくと、執務室からザカリーがこっちをみてる!?
ビアンカは、ザカリーに手を振ります。
前は怖がっていたけど、手を振るくらいには心を許しているってことですよね!
ここでザカリーには手を振りかえして欲しかった!!
ささっと隠れてしまいました。
もう、ザカリー!照れてる場合じゃない!!
しかし、髪をかき上げての赤面、良きかな。
もう大丈夫だってば。あの頃のビアンカとは違うから。
ザカリーは、歩み寄りたい気持ちがあるのに、いろいろなことを恐れてる。
今も覗き見していたから気分を悪くしたかなとか。
9歳で嫁いできたビアンカは、目を合わせるだけで泣き続けていたため、近寄ることすら難しかった。
でも今は、時々微笑んでくれる。今だって、手を振ってくれたじゃないか!!
ビアンカが傷つかないように願っている、それは愛なのですよ、ザカリー!
しかし、首都に行くことで何かが起こりそうな気配…
せっかく二人の距離が縮まりかけているので、何も起きないと良いのですが。
出発するときのザカリーがかっこいい。
・ビアンカはザカリーが持っていく服が古臭いと怒り、全て変更させる
・ザカリーは外にいたビアンカを執務室から見ていて、目があったら隠れてしまった
・ザカリーはいつからか形式的な関係が落ち着かなくなっていた
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