占い、当たりそうだけどなあ。
24話のあらすじ
キエルリーニ邸でのジュリエッタ。レジーナは既存の使用人たちと離れに移り、本邸には帝都にある本家から臨時の使用人が派遣されていました。
アイリスの健康状態は、社交界デビューを目前に良好になったと公表するので、元気で明るい姿で歩き回らないようにと注意されていました。
天気のいい朝、寝巻きのままテラスに出て伸びをしていると、侯爵夫人に叱られてしまいます。
→「皇子様の寝室担当は地味系メイド!?」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
→「皇子様の寝室担当は地味系メイド!?」はLINEマンガでも読める!
24話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
息が詰まるような令嬢生活。高貴な人のふりをするのも、楽ではありません。
首都に行くまでは、新しく服を作ることもできず、ヴェルティノで準備した服を着ることになっています。
ジュリエッタとレジーナは体型が違うので、今までのデザイナーに頼むわけにはいかないからです。
最高級のものしか着ないので大丈夫だろうかと侍女が心配しますが、自分から望んで始めたことなのだから、このくらいのことは我慢しないとと侯爵夫人に一蹴されてしまいます。
侯爵夫人、じつはレジーなこと、好きじゃない?
その頃、カーレン城では、フランシス皇子がクリスティーンに会おうとしていました。
占い師の言葉を信じているからですが、今のところ帝国でもっとも高位な令嬢はアイリス。
しかし体が弱い、いつ死ぬかわからないような令嬢を娶る気はありませんでした。
当時、占い師が言ったのは、次の皇后はオステロンで最も高位な令嬢がなるということと、直系皇子が皇帝となるということでした。
2つ目の予言は、皇帝も知りません。ダドリー公爵が占い師ノーファを拷問して言わせたものです。
この占い師、実は過去に皇后暗殺を予見して、未然に防いだのですが、人の命に関わることを予言して運命を捻じ曲げたという理由で、予言力を失っていたのです。
だから、2回目は予言できなかったんですね。納得。
その予言を知っているフランシスがヴェルティノまで来てクリスティーンに結婚を迫るのは、ハイント公女が妊娠したから。ハイント公女が結婚相手から除外された今、オステロンで最も高位な女性は、クリスティーンだったからです。
で、直系皇子はいまのところいないということになっていて。
フランシス皇子の母は第一皇妃、キリアンの母は第二皇妃、そして皇后には子供がいなかった。
しかし、暗殺された時の様子を考えると、キリアンは皇后の実子なのではないかと思ったりして。
皇后の子だと命を狙われるから、あえて第二皇妃の子にして、自由に生きてほしいと思ったのではないか。
それなら、直系皇子=キリアンが皇帝になる、という予言も頷けます。
問題は、「高位な女性」ですね。
今のままだとアイリス(レジーナ)なのだけれど、公爵になったらアイリーンが高位?ジュリエッタは?
しかし、理由はどうあれ、こんな男(フランシス)とは誰も結婚したくないでしょうね。
・なかなか公爵令嬢になりきれないジュリエッタ
・フランシスはクリスティーンを狙っている
・キリアンは皇后の実子?
コメントを残す