ザカリーの安心感が半端ない。
113話のあらすじ
村に入ったビアンカとヴァンサン。すぐに村長がやってきて挨拶します。てっきりイボンヌだと思っていたので、公爵夫人を前にして恐縮する村人たち。
しかしどうも様子が変です。ルーシーの居場所を聞いているのに、旦那は今いないと答える村長。村人たちが何か隠しているようで、このままでは仮にルーシーを見つけても、無事に連れて帰れるのかどうかわかりません。
ロベルかソヴールを連れてくるべきだったのではと、ヴァンサンも弱気になっています。
113話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
以前はアルノー領、今はランドン領。とはいえ、アルノー公爵夫人が来てはいけない場所ではないのですから、もう少し歓迎すべきところ。
あきらかに、様子がおかしい村の男たち。
弱きになるヴァンサンに、私は聖人ビアンカ、あなたのことは私が守ると言うものの、内心、やり方を間違えたと思っていたビアンカ。
円満解決できない場合を想定していなかったのです。
どうしようかと迷っているとき、後ろから大きな影が…
フードを被ったその男は、ザカリー!!
ありがとう、きてくれて!!
ほっと、一安心です。
万が一、何かあっても、ザカリーがいれば安心。
ルーシーは俺が探すから、ひとまず村長の家に行ったらどうかといわれて、ビアンカとヴァンサンは村長宅に向かいました。
簡単なもてなしをしたあと、ルーシーの旦那を探してくると言って出て行ってしまった村長。
すると、給仕をしていた女性が、この村の男性たちはほぼ親戚同士だから、口を割らないと思うと教えてくれました。
そういう閉鎖的なところか。
この女性は、アルノー城出身だそうで、ここは土地が肥えているから、貧しい土地から農家に嫁いでくる女性が多かったのだとか。この女性も、ルーシーも、そんな経緯で嫁いできたのです。
実は、ここに嫁ぐ予定だったのは、ルーシーではなくイボンヌだったと聞かされました。
その経緯は次回で詳しく説明されるのだと思いますが、とにかくルーシーが心配。
顔があざだらけだったもの。
早く助け出されてほしい。
・村に到着したビアンカとヴァンサン、どうにも村の男たちの様子がおかしい
・ザカリーがあらわれてビアンカも一安心、ルーシーは盛りが探すという
・村長は逃げてばかり、アルノーから嫁いできた女性から村の男たちは口を割らないと言われる
コメントを残す