カーライル、本当は恐妻家?
25話のあらすじ
カーライルのプレゼントは、魔石のペンダントでした。いつか一度くらいは、アーシャの命を守ってくれるだろうというカーライルに、アーシャは素直に感謝します。
一方、セシリアの元には首都から鳩のファイピーが戻ってきていました。カーライルが悪魔を呼び出しているという噂が広がり、中流階級が影響を受けているという報告でした。
すぐにカーライルに知らせに行きますが、イメージが傷つくことは避けられない状況でした。
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25話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
噂の出どころは神殿。神殿もやるね。どっちが悪魔なんだか。
これまで戦争で勝っていた時は、凱旋式を開くだのなんだのと言っていた貴族たち。ハマークの書第4章に、100人の命を奪い、10つの神殿に火を放つ無宗教の人間が悪魔を呼び寄せると書いてあるそうで、戦争でたくさん人を●してきたカーライルが、悪魔を呼ぶとでも思っているんですかね。
イメージダウンを避けるために、カーライルの存在を見せつける方法として、何か事件が起きれば…というのですが。
事件てなに。
戦争を起こすなどもってのほかとカーライルが言っているので、戦争にはならないと思いますが、少し心配。
でも、これは意外でした。
正直、戦争起こして、それを自分が鎮圧すれば、すぐにイメージを回復できるでしょう。
でも、皇太子が考えるのは国民の暮らしのことだと、戦争を起こすことは全く考えていませんでした。
あんなに思慮深かったかと、セシリアも驚いていました。
思慮深くなったのはアーシャのおかげなのでは。領主として慕われるアーシャを見て、カーライルの中の何かが変わったのではないかと思います。
さて数日後、今度は騎士たちの衝突が起こります。
カーライルの騎士団は、カーライル以外は皆自分たちより下だと思っており、カーライルにしか従わないので、フェルバーズの騎士を低俗だと見下しているんですね。
ここで、話を持ってきたリオネルに、アーシャの耳に入っているよな?と確認するカーライル。
「それほど怖いのであれば、殿下から先に面談を申し出ては?」と言われて、俺が恐妻家にでもなったと思っているのか?と聞き返します。
うん、その表情は立派な恐妻家だと思いますよ。すっかり、尻に敷かれてる感。
でもそのことに全く気づいていない、天然アーシャ。いいコンビ!
プレゼントに身を守ってくれるペンダントを選ぶくらい、アーシャのことを理解しているカーライルは、結構いい夫だと思うんだけどな。
・12月のプレゼントとして、カーライルは魔石のペンダントをアーシャに贈る
・首都ではカーライルが悪魔を呼び出そうとしているという噂が広まっている
・イメージダウンを避けるため、何か事件が起きればというラフェルトに、戦争はだめだというカーライル
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