「北部公爵を誘惑します」69話・王太子がカルシオンを敵視する理由

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王太子がゲスすぎて気持ち悪い。

69話のあらすじ

王太子の離宮に連れてこられたセリーナ。自分が呼ばない限り、使用人たちも入ってこれないと言われます。

私は殺人などしていないとセリーナは弁明しますが、ロザリンと犬猿の仲だということは皆知っているし、今日は取っ組み合いの喧嘩もしていたそうだなという王太子。

私を犯人に仕立てると言っているも同然に聞こえるとセリーナが言うと、王太子は「その気になればできると」答えます。

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69話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

まだ大丈夫だと思っておとなしく連れてこられたセリーナでしたが、結構まずい状況なのでは。

王太子の手首に爪で引っ掻いた跡があることに気づいたセリーナ。

つまりこれは…王太子がロザリンの首を絞めたということだと。

管理人
管理人

かなりまずい。でも、逃げられない。

どうやって切り抜けようか考えながら、会話を続けるセリーナ。

カルシオンの話になり、王太子に好意を示されてもなぜ心が揺れないのか不思議だと言われ、自分はカルシオンと愛し合っているからだとセリーナは答えます。

しかし、もう私の手の中に入っているという王太子。こわい。

すると王太子は、アイレルの話を始めます。

誘惑するとすぐに落ちてしまったようですね。

管理人
管理人

それも仕方ないか。

カルシオンは婚約者に無関心だったし、イケメン王太子が自分に言い寄ってきたら、経験の少ないアイレルがはまってしまうのは必然だったかな。

王太子がアイレルを誘惑した理由は、カルシオンを怒らせるため。

そしてカルシオンを怒らせたい理由は、子供の頃のことを根に持っているからでした。

8歳か9歳の頃。

手合わせで恥をかかされたとか、戦術を学んだからと言って見下されたとか。

管理人
管理人

え、まさか。それだけのことで?

そんな子供の頃のことを根に持って、カルシオンを怒らせるためだけに婚約者を誘惑して弄んだってこと?

自分では、誘惑はしていない、話しかけただけなのに勝手に相手が盛り上がって飛びついてきたと言っていますが。

キモすぎる。

アイレルは子供ができてしまい、王太子に結婚を迫っていたんですね。

結婚してくれないなら死ぬとまで思い詰めて、王太子に迫りましたが、当然捨てられてしまうわけで。

ここでアイレルの死の真相がわかった。

ということは、物語も終わりに近づいているのかなと思ってしまいました。

管理人
管理人

…と、今はそんなことはどうでもいい。

王太子のそばから離れないと!

自分の女が他人の子種を孕んで帰ってきたら公爵はどんな反応をするだろう?と、笑顔で恐ろしいことを言う王太子。

ちょっとセリーナ、絶体絶命なんだけど。

このまま王太子に押し倒されて…と思った時、カルシオンが剣を持たせてくれたことを思い出しました。

短剣を取り出して、王太子を切りつけます。

相手が怯んだ隙に逃げますが、ドアはきっと閉まっている。

このスピードでぶつかればドアも壊れると思って、全力で走るセリーナ。

あー、すごい緊迫感。

逃げられなければ、きっと殺されてしまう。

王太子を切りつけているので、処刑される理由を与えてしまっていますからね。

そして、ドアに体当たりしようとジャンプした時、ドアが開きました。

カルシオン!!

きたー!!

しかし、全然喜べない!!

カルシオンが助けに来たのはいいけど、王太子に剣を向けたのだから、ここから無事に出られるとは思えない。

反逆罪で追われる身になってしまうのでは。

今回のストーリーのまとめ

・セリーナは王太子の離宮に連れてこられて、アイレルの死の真相を知る

・王太子に襲われそうになるも、短剣で切りつけて逃げようとするセリーナ

・カルシオンが助けに来た

70話へ続きます。

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