お調子者ソヴール。
14話のあらすじ
厩舎では、ソヴールが馬の世話をしていました。放牧はザカリーがしてくれているので、馬に餌をあげたり、ブラッシングをしたりと、馬たちを子供のように可愛がっています。
厩舎にやってきたビアンカ一同。見ているこっちが恥ずかしくなるような可愛がりぶりに、引いています。
最近、領地を見て回っていることは知っていましたが、厩舎には何をしにきたのだろうと訝しがるソヴールでした。
14話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ビアンカが嫁いできたのは9歳。まだ子供で、気に入らないことはすぐに顔に出るタチだったので、ソヴールは今でもどう接したらわからずにいました。
今日も、何かケチをつけられるのかなと思っていたのですが、そうではなさそう。
ビアンカは、軍馬の数を見て驚いていました。放牧されていた馬も結構な数がいたのに、ここにもまだたくさんいる。
軍馬一頭で家一軒分の価値があると聞いたことがあり、これだけいると家何軒分だろうと思いました。
無駄に金を使っているとばかにされても、ザカリーは軍馬を備えることに力を入れていたのです。そのおかげで、こんなに軍馬がいる部隊はアルノーぐらいなのだとか。
育てるのも大変だし、お金もかかるし、でもそれだけの価値があるということを見抜いていたのでしょうね。
するとビアンカは、この中に自分が乗れそうな馬はいるかと聞きました。
どうやら、乗馬を習いたいようです。もしかして、前世のようにここを追い出されることになった時に備えているのかな。
馬に乗れれば、前回のように歩いてここを去らなくてもいいから。
そうだとしたら少し悲しいけど、馬に乗れるようにしておくことはあとあと何かの役に立つかもしれないですね。
しかし、乗馬を習うにもザカリーの許しが必要だというヴァンサンにいわれ、悔しいけれどザカリーに聞いてみようと思うビアンカでした。
ご苦労様とソヴールをねぎらい、仔馬にまた会おうね、小さなお友達と声をかけて厩舎を後にします。
お調子者のソヴールは、これまでの印象と違うビアンカに驚いていました。すっかりビアンカのファンになってしまったようです。
厩舎にやってきたロベルは、そんなソヴールを見て驚いています。
そりゃそうですね、贅沢だとビアンカに批判的だったソヴールが、すっかりなついてしまっているのだから。
こうやって少しずつファンを増やしていけば、ビアンカも孤立せず、アルノーになじんでいけそうですね。
がんばれビアンカ。
さて、1日領地の視察を終えて、イボンヌが暖めてくれたベッドでゆっくりするビアンカ。入浴後、乾きかけの髪のままベッドに入り、お針子の編んだレースを眺めながら、うとうとしています。
たしかに、お風呂に入って暖まり、そのまま布団に入る瞬間て、幸せですよね〜。
アルノーは寒いから、暖かい布団は最高だと思います。このまま、目覚めたくないと思うほどに。
こうやってうとうとしている時が一番しあわせなんだ〜。
と思っていたら、誰かが部屋に入ってきたようです。
髪を乾かしてくれているので、イボンヌかと思ったら…
ザカリー!
ザカリーが髪を乾かしてくれている!
タオルでぽんぽんと髪を拭いてくれているのですが、ザカリーの手が描かれているときね、指輪に少しスポットライトが当たってる、さりげない演出が結構好き。
ふたりが夫婦なんだなってこと、この指輪を見るといつも思い出します。
この人不器用だけど、彼なりにビアンカのことを大切にしようと思ってるんですよね、きっと。
・ビアンカは厩舎の見学に行き、自分も乗馬がしたいと言う
・ソヴールはビアンカの態度を見て、すっかりファンになる
・髪が濡れたまま寝ようとしていたビアンカ、気づいたらザカリーが拭いてくれていた
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