ウロース、グッジョブ。
70話のあらすじ
眠りにつくまで手をつないであげましょうか?と冗談で言ったのに、カエルスが本気にしたため、一緒に寝ることになった二人。
ネグリジェに着替えてカエルスの部屋にやってきたものの、極度に緊張しているヘスティアでした。
いざ部屋に入ると、ベッドの上には薔薇でハートが描かれており…
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ハートの薔薇は、話を聞いたウロースが準備をしたのだそうです。
みんなきっと、カエルスとヘスティアがもっと仲良くなることを望んでるんですよね。
しかし、まだそこまでは望んでいなかったカエルスまで緊張しているみたいです。
ヘスティアは言うまでもなく、いつもよりおかしくなっているし。
薔薇で境界線を作って、これであなたの身は安全!と、得意になっている。
え、私が危ない方?なぜ?となっているカエルス、かわいい。
ヘスティアは、オタクとして推しには迷惑をかけない!というスタンスなのですが、カエルスからしてみれば、自分が男として見られていないような、複雑な気持ちになってしまうわけで。
緊張をほぐすためか、カエルスは先にベッドに横になり、仕事の話を聞きます。
ヘスティアが、イリオンの下水道整備を命じたことで、悪臭がへったと領地民が喜んでいるそうです。
もちろん、領地民が喜んでいることが何よりなのですが、ヘスティアのもくろみはその先。
病気になる人が減れば、神殿を訪れる機会も減る。神殿の力を弱められますからね。
疲れていたのか、仕事の話をしながら、眠ってしまったヘスティア。あれだけ緊張していたのに、仕事の話題には目をキラキラさせていた。
ここでも、私は仕事より劣っているのかと微妙な気持ちになるカエルス。
ヘスティアに触れながら名前を呼びますが…
今日ほどそなたを薄情に感じる日があっただろうか。
カエルスの心の声。
そう、ヘスティアの愛はオタクの愛。
カエルスの気持ちとはまた次元が違うんですよね。
ヘスティアは、自分は回帰者で、推しのために生きているという感覚が抜けないから、「カエルスの妻」にはまだなっていない。
推しとしてのカエルスではなく、夫としてのカエルスをもっと愛してほしいな。
そして翌朝。
眠れるように手を繋ぐはずだったのに、ヘスティアはぐっする眠ったけど、結局眠れなかったカエルス。
寝言でも言って迷惑をかけたのかと勘違いしているヘスティアは、今後はこう言ったことがないようにします!と言うものの、いやそれはダメだとボソッとつぶやくカエルスでした。
いやそれはダメだ。
本当はずっと、ヘスティアと一緒にいたいのでしょうね、カエルス。
もっとはっきり言ってあげて。そうしないと、ヘスティアはわからないから。
・同じ部屋で寝ることになり、極度に緊張しているヘスティア
・仕事の話になると目を輝かせていたヘスティアは、疲れていたのか話しながら寝てしまう
・結局一睡もできなかったカエルス
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