「傲慢の時代」19話・令嬢たちの心理戦

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お肉!お肉!

19話のあらすじ

晩餐の席。セシリアがドロシアを牽制、それをラフェルトが牽制といったように、ギスギスとした会話が続きます。

デッカーですら、そんなひどいことを…と思うような発言もある中で、セシリアはカーライルお妃候補だったことをほのめかします。アーシャが傷ついているのではないかと心配するデッカーでしたが、アーシャはそんなことを全く意に介さず、料理に夢中でした。

デッカーに声をかけられてアーシャがようやく我にかえると、令嬢たちはばちばちと火花を散らしていました。

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19話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

いいなあ。令嬢たちのばちばちなんてなんのその、美味しい料理に夢中のアーシャ。

ずっと戦場で過ごしてきたから、こんな美味しい食事をゆっくり楽しむ暇もなかったんでしょう。

父について聞かれ、敵の大将軍を倒し、その褒美として爵位とフェルバーズを授かったと言うと、皇族が参戦した戦いでは、最も大きな軍功をあげた人の名で報告するのではないかとセシリアが言います。

セシリアの嫌味もサラッとスルーして、というより嫌味に気付いていないのですが、黙々と料理を食べ続ける姿に、セシリアも呆然。

セシリアとドロシアの神経戦、デッカーですら気づいているのにどうしてアーシャは無関心なのか、モヤモヤするカーライル。

管理人
管理人

本人は無自覚ですが、けっこう、いや、かなり気持ちが傾いていると思いますよ、アーシャに。

あまりに無関心だから、契約書には書類上の妻としての役割を果たすと書いてあった!と自分を納得させるカーライル。ここで、夫婦の肖像画の話を持ち出します。

ファビアン・ラスコという、有名な画家が来るそうで、セシリアとドロシアは画家を絶賛。とにかくごますりを忘れない。

なのにアーシャがため息をつくので、ドロシアが違う画家が良かったのかと聞くと、ひとこと「面倒で」といいます。

ここで、グサッときてワインにむせてるカーライルがおもろい。

管理人
管理人

このシーン、めっちゃ笑った。

あれこれと装身具をつけて何時間も座ってないといけない。たしかに面倒。今みたいな写真撮影ではないから、大変でしょうね。

そのアーシャの言葉に、コクリと頷いているドロシア。

ドロシアは、意外とアーシャの味方になりそうな気がします。

するとラフェルトに首都から書簡が届きます。皇后がカーライルを連れ戻す方法として、婚姻の無効を考えだしたとのこと。

夫婦関係をおろそかにしているという証拠を手に入れ、婚姻を無効にしようとしていると知り、焦るラフェルト。

たしかに。今の二人を見て、夫婦だと思う人はいないですね。

じゃあなんとか夫婦らしく…って話になったら面白いんだけど。

今回のストーリーのまとめ

・晩餐の席では、皇太子妃の座をめぐってセシリアとドロシアがばちばち戦っている

・そんなことには全く関心のないアーシャ

・あまりの関心のなさにモヤモヤするカーライル

20話へ続きます。

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