
アーノルドも可哀想だな。
95話のあらすじ
アーノルドを止めたのはジェシカでした。たとえ愛されておらず、利用されているだけだとしても心からお慕いしているというジェシカ。
アーノルドの母はオスマン家の娘でしたが、皇帝の寵愛を受けてアーノルドを身籠ります。皇后から守るために、皇帝の子だということを隠して生んだにもかかわらず、結局皇后の手によって●されてしまいました。
それからアーノルドは、次期皇帝になって復讐を果たすというオスマン家の悲願のもとに生きてきたのでした。
95話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
まあ、アーノルドも被害者といえば被害者。皇后の罪は箝口令が敷かれて公にならず、オスマン家にも圧力がかかって何もできなかった。
このとき、正しく罪が裁かれていたら、こんなことにはならなかったかも。いや、皇帝がしっかりしていれば。
子供作ったんだから、責任持てば良かった。
同じ血が流れているのに、どうしてお前だけが幸せになれる?というアーノルドの言葉は、その通りだと思います。
ディランに罪はないけれど、どうして自分がこんな目に…と思う気持ちは理解できます。

だからといって、たくさんの人を傷つけて良い理由にはならないけれど、同情の余地はある。
ここでディランは、アーノルドを抱きしめて「すまなかった」と謝ります。誰もが幸せになれる国を作るからと。
ディランがこんな風に優しくなれたのは、リナリーのおかげでしょうね。以前のディランなら、すぐにアーノルドを処刑していたと思います。
ここでアーノルドも反撃しなかったから、本当はこんなことをしたくなかったんじゃないかな。
実は、カイルやジェシカは操られたふりをして、秘密裏に動いていたのでした。しかもディランはそれを知っていて、ワーグマン家とローレイス家にも伝わっており、クーデターを無事に鎮圧できたのです。
知らないのはリアムとリナリーだけでしたが、それは仕方ないですね。リナリーは心を読まれてしまうから。
今回の騒動の責任をとって皇帝は譲位し、ディランが皇帝になりました。
ディランの最初の仕事はアーノルドの処罰を決めること。5年間、西の塔で幽閉するという軽いものでした。
5年後、自分が皇帝としてふさわしいか、その目で見てくれと。
クーデターを起こそうとしたのだから、本来は処刑でしょうけど、そんなことはできないですよね。原因を作ったのは硬質なのだから。

その判断ができる皇帝になったんですね、ディランは。
一方リナリーは、自分が全然役に立てなかった…と思っていますが、そんなことはない。リナリーが、現世を変えたのだから。
あー、最終回が近づいている予感。
これまでのことをディランに話したら、どうなるのでしょう。
リナリーが結婚するのは誰?
リーチだといいなと思います。
次週は更新がお休みということで、次のお話が待ち遠しいです。
・アーノルドは母の復讐のためにクーデターを起こした
・カイルやジェシカは操られたふりをして秘密裏に動いていて、リーチたちも知っていた
・ディランが新皇帝となり、アーノルドは5年幽閉されることになった

コメントを残す