「皇后の座を捨てます」56話・皇后を排除しなければ

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じじい、ついに皇帝に本音を漏らす。

56話のあらすじ

皇帝は、2年以内にすべての塔を破壊できるという言葉に責任を持てるのかとアデルに聞きます。

もちろんだと答えるアデル。自分がゴットロープにいた時は塔はひとつも残っておらず、人々が等を恐れることもなかったと。だからカルヴァン伯爵領の塔の破壊を任せて欲しいと皇帝に訴えます。

リオネルも、ヴァルドロ公もグランド公もみなアデルを支持します。そうまでして権力を握りたいのかと皇帝が苦々しく思っていた時、カルヴァン伯爵が領地を手放すという意思表示をしたとの急報が入ります。

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56話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

どうしてそういう発想しかできないかな。

アデルは権力を握りたいなんて微塵も思っていないのに。力が欲しいのは、やるべきことをやるためであって、皇帝が権力を求める気持ちとは全く違うもの。

ゴットロープでも、ひたすら民衆のために塔を破壊していたのですし。この辺は、お母さんと対立することになった原因でもあるから、自分のために権力を握ろうとする人とは、根本的に相容れない考えの持ち主なんでしょうね。

カルヴァン伯爵が領地を手放したおかげで、アデルの活躍する場がなくなったことを喜ぶデスポーネ公爵。皇帝を丸め込む時間ができたとほくそ笑みます。

管理人
管理人

ほんとこいつ、この国のガンだな。

このままだと皇后を中心に重臣たちが団結してしまうから、いっそのこと塔を破壊した方が良いのでは?という皇帝に、貴族たちを抑えるには塔が必要だと力説するデスポーネ。

しかも、皇后を殺さなくてはならないと言い出しました。

いったいなにをいってるのだ、このジジイは。ここで本性を表したか。

これにはさすがの皇帝も反対します。アデルに執着していますからね、権力を握らせたくはないけれど、だからといっていなくなって欲しいとは思ってない。

管理人
管理人

皇后としてそばにおいておきたいだけ。

仕方なくその場は引き下がるデスポーネ。その代わりと言ってはなんですが、建国記念日のパーティーではディアン・ポワティエをパートナーにすべきだと進言します。

そのディアンは、ドレス選びのカタログを見て愕然としていました。ドレスのデザインの優先順位をつけろと書かれていたのです。

優先順位をつけるということは、他の人と被らないようにするため。つまり、自分以外にドレスを選べる人がいるということ。自分が最優先でなくなったことに腹を立てます。

そんでもって、お腹の子が「あ、動いたわ」とか言ってますけど、そんなはずはない。まだ妊娠が確定もしていないのに、動くはずがない。

もしかして、想像妊娠か?そうだったら面白いな。

最後に、アデルの部下たちが乗った船がエフモントにつきました。

銀髪のカインが美しい〜〜〜。

リオネルがヤキモチ妬きそうですね。

これからアデルと一緒に、塔を破壊していくのでしょうか。楽しみです。

今回のストーリーのまとめ

・アデルがカルヴァン伯爵領の塔を排除すると言うも、伯爵が領地を手放してしまう

・皇后に権力を握らせないために、殺さなくてはならないと皇帝に進言するデスポーネ公爵

・アデルの部下たちがエフモントに到着

57話へ続きます。

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