腐った根とは自分のことか、ラスタ。
174話のあらすじ
東大帝国では、ラスタとグローリエムだけでなく、イスクア夫妻との親子鑑定を求める声も高まっていました。
エルギ公爵から、親子鑑定だけは避けないと言われていたラスタでしたが、このままでは鑑定を避けることができません。
そんなとき、実父からお金をせびる手紙が届き、このままでは一生自分が苦しめられる、なんとか始末しなければと思うのでした。
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パルアン侯爵、ナイス!彼が言い出したおかげで、親子鑑定を求める声が高まりましたからね。
しかし、どこからこうなってしまったのか。
今回、ラスタが回想していたように、生まれた時からラスタは奴隷、ナビエ様は身分の高い両親の元に生まれて幸せな人生を歩んできました。
生まれについては自分ではどうしようもないので、ラスタに同情します。親がバカだったせいで、生まれた時から奴隷。苦労もしてきたと思います。
ほんの少し幸せになってみたかったという気持ちもわかる。
だから、小さな幸せで満足しておくべきだった。
ナビエ様を追い出してまで皇后になったのだから、1年おとなしくしていれば、何不自由なく暮らしていける人生が待っていたのに。
浅はかだから、後先考えずにその場の感情で行動した結果が、今の窮地です。自分のことばかり考えて、他人のことを思いやる気持ちがなかった、そのせいでどんどんドツボにハマっているだけ。すべて自業自得です。
それなのに…また無謀なことをしようとしている。
腐った根は取り除かなければと、実父を呼び寄せて自分の手で葬り去ろうとしたラスタは、実父が通る道で待ち伏せしています。
もうこうなったら、どうしようもないですね。策を巡らす頭もないから、とりあえず●してしまえばいいとしか思い浮かばない。
しかし、ラスタが実父を●す前に、なぜか近衛騎士が実父を連れ去ってしまいました。
どうやら、皇室の対面を守るためにソビエシュが動いたのだと思い、ラスタは一安心。あとは、イスクア夫妻を遠くにやるだけです。
さて、そううまくいくかな?
・ラスタの親子鑑定を求める声が高まっている
・ラスタは実父を自ら葬り去ろうとするが、実父は近衛騎士に連れ去られる
・あとはイスクア夫妻を遠くにやるだけ
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