さんざん放置しておいて、今さら嫉妬かい。
第60話のあらすじ
久しぶりに一緒に外出したものの、エルナと行動を共にしようとしないビョルン。デパートに入るも、お土産を買いたいエルナを「いってらっしゃい」と一人で行かせようとします。
ビョルンの行動に納得がいかないリサは怒り心頭です。
エルナは、王室の方々にはどのようなプレゼントがいいかアドバイスが欲しいと言いますが、ビョルンの答えは役に立ちません。
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リサの怒りの表情、最高。エルナを思うからこそ、エルナを放置するビョルンを許せない。
自分の代わりにこんなに怒ってくれる人がいるから、エルナはいつも心穏やかでいられるんでしょうか。
リサが雑誌を見て習得した技術を惜しみなく発揮したというだけあって、とても品があり、いつも以上に素敵。こんなに素敵なのに、一緒に過ごそうとしないビョルンのアホ。
大袈裟にならないよう、最低限のお供にして、普通の夫婦のような時間を過ごせるのではないかと密かに期待していたエルナがかわいそうだよ。
エルナの望みって、そういうことなんだよ、ビョルン。
大金でもドレスでも宝石でもなくて、一緒に楽しい時間を過ごしたいってことよ。大公妃という地位を得ても傲慢にならず、謙虚で優しくて、ひたすらビョルンのことを考えてくれてるのに、どうして大事にできないかなー。
買い物しているエルナを、読書しながら待つビョルン。本も読み終わったし、そろそろ飽きたなじゃなくて、一緒に行くんだ、そういう時は!
ようやく重い腰を上げて、エルナを探すビョルン。画材道具店にいるエルナを見つけます。
そこで頭に浮かんだのが、パーベルでした。パーベルへのプレゼントか?と思い、ステッキをぎゅっと握りしめるビョルン。
お?ビョルンが嫉妬してるのか?
少し散策をして、夕食を食べただけなのに、いつもより楽しそうなエルナを見て、何がそんなに嬉しいんだかと思うビョルン。
こいつ、ほんとにわかってないな。
こういうシーンを見るたび、「問題な王子様」ってタイトルをつけた作家様が素晴らしいと思ってしまう。
そんなことを思いながら、エルナが画材店で買ったプレゼントを思い出し、イライラしているビョルン。
だから、それは嫉妬というのです。
今まで嫉妬したことなんてないんでしょうね。
夫婦だから放置しておいてもいいと思っているのかもしれないが、ほんとにそれでいいのか?
これまでエルナを傷つけてきた分、嫉妬に身悶えて苦しむビョルンが見たいです。
さて、いよいよフェリアも終わり。
フェリア王室主催の送別パーティーのために着飾ったエルナの美しいことよ。
この美しいエルナに、実はかなり惚れているということを自覚していないビョルンは、パーベルへの嫉妬で思い切り苦しむがいい。
・街に出るも、買い物はエルナひとりでさせるビョルン
・それでも一緒に散策して夕食も食べて、満足なエルナ
・エルナが画材店でプレゼントを買っていたことに嫉妬するビョルン
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