ベルもさ、そろそろ「皇帝」じゃなくて「アルノア」って呼んだらダメなのかな。
45話のあらすじ
ベルが他人の魔力を吸収して廃人にするという話はアナキンから聞いたことがあったものの、母親の魔力まで吸収したという話は初めてでした。
アルノアは「あなたがそんなことをしたなんて信じられない」と答えます。
強さを渇望したか、弱さを恐れたか。魔力を奪う理由はその2つだと思うが、ベルはどちらも当てはまらないからだというのでした。
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そもそも他人の力を欲しがる理由がないし、無理やり人の魔力を奪うようには見えない。
だからもし本当に魔力を吸収したことがあるなら、それは理由があったのだろうというアルノアの言葉に、ベルは呆然としていました。
今まで周囲から恐れられていて、悪い噂ばかり立てられていたから、こんなふうに自分を信じてくれる人はアルノアが初めてだったのでしょう。
たしかに、今まで力を望んだことはなかったし、何かを欲しがったこともないけれど、今は違うんですね、ベル。
アルノアを失うことは、何より怖い。
人を好きになるって、こういう怖さを知ることなんですよね。
急に席を立ってアルノアに近づいてしまうベル。アルノアがドキドキして後ろに後退りした時、ガラスにぶつかり、ヒビが入ってガラスが割れて落ちてきました。
ロクサンヌが剣の練習をしていて、ガラス職人すら立ち入れさせなかったせいで、ガラスが脆くなっていたのです。
よかった。ベルが守ってくれて。
そのときアルノアは、ベルの瞳の中に強い恐怖心が映し出されていることに気づきます。
そうですよ。ベルは、アルノアを失うことが何よりも怖いのですよ。
これを愛と呼ぶのです。
これが伝わらないとおかしいぞ。
・ベルがお母さんの魔力を吸収して●したなんて信じられないというアルノア
・ベルは強さも渇望してないし、弱さを恐れてもいないから
・温室のガラスが割れてアルノアをかばうベル。その瞳には強い恐怖心が映し出されていた