翌朝、フィツ夫人がエルナを起こしにやってきましたが、キスマークだらけでグダグダになってるエルナ、立ち上がることもできません。
36話のあらすじ
フィツ夫人が部屋に入ってこようとしますが、エルナは必死で止めます。今の自分の姿を誰にも見られたくなくて、シーツをまとって浴室に逃げてしまいました。
フィツ夫人はビョルンがエルナを愛しているのかと思ったが、それならこんなふうに一人寂しく朝を迎えさせるはずがありませんでした。
この広い部屋も、デナイスタという名前も、王子様も、自分には似合わない。王子様がわからない。おばあさまに会いたい。さまざまな想いがエルナの頭を巡ります。
36話の感想(ネタバレ含む)&次回の考察
どうやら、幸せな初夜の翌朝…とはならなかったようで。
最初からこんなんじゃ、この先が思いやられます。フィツ夫人でなくとも心配になる。
それにしてもフィツ夫人が噂を信じてエルナを邪険にするような人でなくてよかったです。
どうしてエルナを選んだのだろうと疑問に思い、ビョルンにも質問していますが、決して蔑んでいるわけではなく、むしろ二人のことを心配しているのでしょう。
エルナを選んだ理由を「美しいから」と答えていましたが、どこまで本気なのか。
そもそもどうして結婚しようと思ったのか、ビョルンはまだ自分の気持ちは自覚できていないと思うので、潜在意識のまま行動してしまったということなのでしょうか。
でもとりあえず、もう少しエルナのことを気遣ってあげて欲しいです。仮にも大公妃なのですから。
ほんとにタイトル通りの、「問題な王子様」ですよ。
たぶんまた裏切られるのが怖くて、自分に正直になれないんでしょうね。
新婚旅行までの半月の間に、寝室での礼儀を教えてくれる人を手配するようにと、フィツ夫人に頼んでいました。エルナの試練はまだまだ続きますね。