ほお。最低な男だという自覚はあるようで。
第58話のあらすじ
エルナは3日間寝込んだものの、なんとか回復。朝食の席で、今日の予定についてビョルンに尋ねます。
言ってくれないとわからないとビョルンはいいますが、話してもすぐに忘れてしまうではないかとエルナが反論。ああいう状況で大事な話をする方がおかしいというビョルンに、もっと優雅に話をしたいが、ああいう時しかいい返事をくれないと答えるエルナ。
最低な男扱いされている気が…と思いつつ、身に覚えがありすぎるビョルンでした。
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第58話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
・毎回放置
・遅い帰宅
・約束を忘れる
・約束を破る
・「メチャクチャ」な発言
・誕生日を忘れる
・誕生日の手紙を書かなかった
・酒を飲んで潰れる
・外泊
・夜だけ可愛がる
自分が最低なことをしている自覚はあるようです。よかった。
一緒に夕食が食べたいというエルナに、ビョルンは「いいだろう」と答えます。
このときのエルナがほんとにかわいい。でも、いつものようにビョルンのペースになっていることに気づいてハッとします。
それでも、うれしそう。ビョルンのことを本当に好きなんですね。
この気持ちに、ちゃんと答えてやりなさいよ、結婚したのだから。
旅行に行きたいという願いは断られましたが、ときどきロマンティックな言葉を聞かせてほしいというお願いを伝えることができました。
なんて健気なのかな。天下の大公にお願いするのはこんな素朴なことですよ。普通だったら、ドレスだの宝石だのって、もっとお金のかかることをお願いするのではないでしょうか。
ほんと小鹿ちゃんみたいで、エルナかわいい。
しかし、全て元通りって、元通りじゃない!
エルナが健気なおかげで保てている今の関係、このままじゃいつか捨てられるぞ、ビョルン。その自覚をしないと。
いつまでもぐちぐち文句を言ったりしない、そのスッキリさが良いと思っているけれど、エルナの性格がいいからといつまでもあぐらをかいていると、お前が捨てられるぞ。
エルナを選んだことは間違ってない。だから、大事にするんだ!こんないい子、なかなかいないのだから。
さて、ビョルンが出かけた後に、フェリアの宝石売りがやってきました。ビョルンが準備したそうですが、夕方まで宝石を選べないエルナ。
結局ビョルンが帰ってきてから選んでもらいました。質素に暮らしてきたエルナに、宝石選びなんてできないんですよね。贅沢に慣れていないのもあるし、そもそも宝石が欲しい!と思ってないから。
そんなこともわからないで、ただ高価な品を贈ろうとするってのもなんだかなー。そして優柔不断だとイラついていることも何だかなー。
エルナが、ビョルンに選んで欲しいと言ったのは、そういうことじゃない。「一番高いもの」って選び方も、最低。
自分のやらかしは棚に上げて、本当に最低で問題な王子様。
・エルナは3日間寝込んだものの、回復
・夕食は一緒にとりたいとお願いする
・ビョルンは自分がしでかしたことを思い出し、最低な男かも…と少し反省