フェルデリックにも幸せになって欲しいな。
74話のあらすじ
マノと間違えて、フェルデリックのマントの中に隠れてしまったアンジェラ。フェルデリックは散歩中でした。
花壇にいた、南大陸の生き物を見ながら、行ったことのない場所にたくさん行ってみたいというフェルデリック。城壁も超えて、騎士たちから逃げるのも面白そうだと冗談を言うその気持ち、奴隷商人を避けるために閉じこもっていた過去があるアンジェラは、よくわかると思います。
フェルデリックは、良い思い出をたくさん作ってくださいと言うアンジェラを愛しそうに見ながら、欲張ってはダメだと自戒するのでした。
74話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
フェルデリックはアンジェラのことが好きですが、皇太子という立場上どうしようもない。だから、「学者さま」として頻繁に会える今を大切にしようと思っているんですね。
ガネットは自分がフェルデリックから大切にされてないと思っているけれど、それはお互い様です。フェルデリックも、いつも孤独を感じているし、満たされない思いで心が渇いていると思う。
そこに光を当ててくれたのがアンジェラなんです。だから、好きになっちゃうよなー。
編んだ髪がきれいだとフェルデリックにほめられて、レーバンのことを思い出し赤面するアンジェラが可愛い。
そこへ、ベス国王がやってきます。皇帝からの遠征帰還の承認はまだですか?という問いに、まだだと答えるフェルデリック。
どうやら、帰るという伝書も送ってないらしい。そこまでして、帰りたくないのでしょうか。
帰りたくないですよね。帰ったらいろいろあるし、皇女との結婚式もしないといけないし。と思っていたら、なにやら城壁の方で起こっているらしい。
レーバンが対峙していますが、何が起きたのだろう。まだわかりません。
アンジェラは、マノと一緒にレーバンを迎えに行く途中、ガネットに拉致され、第二王子と船の上にいました。
どういう状況?
王子が、大事な提案があると言い出しましたが…ベスに残れとかいうのかな。
なんかこの人自意識過剰だから、嫌な予感。
・散歩中のフェルデリックはアンジェラとのひと時を楽しむ
・城壁前で何か事件が起こっている
・アンジェラはガネットに拉致され、第二王子と船に乗っている