皇后陛下、目を覚まして〜〜。
46話のあらすじ
命に別条はなく、十分休息すれば大丈夫だと医師に言われても、アデルのことが心配で仕方がないリオネル。ヴィエッタ侯爵夫人から休んでくださいと言われても、アデルの部屋の前を離れられません。
侯爵夫人がアデルのお世話をして部屋を出ると、そこには騎士たちが集まっていました。戦った後のままの姿なのでみな汚れてボロボロでした。
戦いの様子を知らない夫人は、いつの間に皇后陛下がこれだけの信頼を得たのかと思っていましたが、今は騎士たちの気持ちはすべて皇后陛下支持に動いていました。
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くそじじいとシワ兄に早く退場してほしい。
騎士たちや貴族がみな皇后陛下とヴァルドロ公爵家側についてしまうと危機感を覚えたデスポーネ公爵は、レノックスを呼んで暗殺を指示します。魔力が使えない今がチャンスだと。
レノックスは、先日自分の暗殺計画が失敗しているので、リオネルが備えているだろうと思いましたが、それを公爵に言うわけにはいかない。内緒でやったことだから。
どちらもクズだけど。自分の権力のことしか考えていない。国や国民を守ろうなんて、微塵も思っていません。
これまでは、塔を「排除しない」ようにして、自分たち魔法使いがいないと困るだろ?と脅してきたわけですが、皇后陛下が一撃で倒してしまったから、その戦法が使えなくなると焦っているのです。
ほんとにクズです。
アデルが目を覚さないのはとても心配ですが、騎士たちがみんな皇后陛下LOVE!になってるのがうれしいなあ。
だから、リオネルが皇后陛下の護衛を決めると言った時、全員が志願するのです。そうだよなあ、命懸けでみんなを守ってくれたのだから、今度は自分たちが守らなければ!という気持ちに自然となりますよね。
リオネルもちょっと嬉しそう。
暗殺者が来ることも懸念していますが、さすが。公爵が何やら準備していますから、どうにか撃退してほしい。
…と思ったら、そうきたか。
暗殺者といえば、前回のように直接部屋に忍び込んで襲いに来るかと思ったら、メイドになりすますという戦法できました。
メイド長がいないこと、もう一人のメイドの様子がおかしいことにリオネルが気付きます。しかし、着替えをするから部屋を出てくださいと言われたら出ないわけにはいかない。
暗殺者が、飲めば熱が出てゆっくり死ぬという薬を飲ませようとしてる。リオネル、どうする??
ちょっと、ピンチなんだけど!かなりピンチなんだけど!
ああ、1週間が長い。
・騎士たちは皇后陛下LOVEになっている
・デスポーネ公爵はレノックスに皇后暗殺を指示
・暗殺者がメイドになりすましてアデルの部屋に入る