「皇后の座を捨てます」37話・ゴットロープ皇帝の怒り

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アデルの弟、かわいいなあ。

37話のあらすじ

コートを羽織らせるだけでなく、風上に立って風からもアデルを守ろうとするリオネル。

空から落ちる自分を受け止めようとしたのも、体で風邪を防ごうとしたのも、リオネルしかいませんでした。

先日寝込んでいた時にゴットロープから人を連れてきて欲しいと頼んだことを謝るアデルでしたが、リオネルは複雑な気持ちでいました。

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37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

そうなの。リオネルは、アデルの望みならなんでも叶えてあげたいと思っているけれど、ゴットロープから人を呼ぶのは微妙。

だって、自分よりもアデルのことを知っていて、アデルが信頼できる人物ということだから、嫉妬しちゃいそうなんですよね。

皇后宮について、アデルがお茶でも一杯どう?と誘ったのに、休むべきだと言って断るリオネル。これよ。一緒にいたいだろうに、アデルの健康が最優先。これこそが愛です。

さて、ゴットロープ皇宮では、皇帝が先代皇帝の葬儀からようやく戻ってきました。現皇帝は、アデルの弟、ルシオです。

アデルは自分の結婚について、弟に告げずに旅立っていました。ルシオに手紙を残して。

管理人
管理人

でもよかった。ルシオは姉上大好きで、とても大切に思っているんですね。

ですから、母親の太后に対しても、ものすごく怒っています。

太后がどうやってアデルを脅してエフモントに行かせたのか知っていると。

アデルが塔対策本部を立てたのは13歳。太后の反対を押し切っての創設でした。

一国の後継者である人間が自分の命を危険にさらしたと怒った太后によって、皇太女の地位を返却させられたのです。

すると周りにいた者たちが、ルシオの始末を提案しました。一瞬とはいえ、その提案に心が揺れてしまったアデル。

その迷いを察知した者たちがルシオ暗殺を企みます。多くの血が流れ、自分がここにいる限りこのようなことがずっと続くと思ったアデルは、ひとりでエフモントに旅だったのです。

これが、謝罪の意味か。

アデルは、ルシオのことを本当に大切に思っているんですね。

そのことをルシオは知っていました。だからこそ、自分がいない間にアデルを結婚させた母親が許せませんでした。

ルシオはカイン・ノックスをエフモントに送ります。姉がつらい思いを知るならゴットロープに連れて帰ってくるようにと。

管理人
管理人

おおおおお、ここで銀髪のイケメン登場!!カイン!

アデルがリオネルに連れてきて欲しいと頼んだ一人ですね。

リオネルもいいけど、このカインもいい。アデルの周りはイケメン揃い。

その頃、ディアンは皇帝に話があると自室に呼んでいました。すでにディアンを見ると「煩わしい」と思っている皇帝。ちょっと可哀想だが、仕方ない。

ようやく妊娠したことを告げるのですが、皇帝の顔が冷た〜〜〜い!!

全く喜んでない。

捨てられるのは時間の問題か。

今回のストーリーのまとめ

・アデルにコートを羽織らせ、風上に立って風から守るリオネル

・自分がいない間に姉を勝手に嫁がせたと太后に怒るゴットロープ皇帝

・ディアンが妊娠したと伝えても全然喜ばない皇帝

38話へ続きます。

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