皇后陛下が本当に神々しい。
9話のあらすじ
今はまだ我慢だと自分に言い聞かせるアデル。しかしわからないのは、皇帝です。そんなに好きならディアンを皇后にすれば良いのに、なぜ自分に求婚したのか。
このままの状況が続き、愛人よりも力のない皇后だとわかれば、貴族たちが自分に牙を向けることは分かっていました。
だからこそ、誰を味方につけるべきなのか、しっかり考える必要がありました。そこで、ディアンの前の皇宮総管理人であったハンナ・ギグス伯爵夫人を呼び寄せました。
9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いよいよ、動き出しましたね。
ハンナ・ギグス伯爵夫人は、年配の方で、グランド公爵の乳人だった人です。
ギグス夫人が来る前に、グランド公爵がアデルを尋ねてきました。ギグス夫人を呼んだということは皇后としての地位を固めるつもりだと思うけれど、道のりはそう簡単ではないと伝えにきたようです。
するとアデルは、自分が皇后としての地位を確立することがグランド公爵にどんなメリットがあるのか?と単刀直入に聞きました。
公爵は、ディアンとデスポーネ公爵(皇帝の叔父)に挟まれ、まともな政治ができていない、だからこいつらとの繋がりを断ち切って欲しいというのです。
そして、補佐官を募集しろというアドバイスもしてくれました。
皇后の補佐官は男性なので、公爵の母は先代皇帝が愛人を変えるたびに補佐官を増やしていたのだそうです。
愛人の数で張り合うわけではないが、皇帝と愛人に対して勢いで負けてはならないと。そして、もしヴァルドロ家から志願者がいればその人を採用すべし、ということも教えてくれました。
これは、リオネルが志願してくるという伏線だろうか。是非そうして欲しい。
ギグス夫人はディアンに追い出されていたため、アデルの呼び出しにすぐに応じてくれました。
自分について仕事をして欲しいというと、皇帝は気に入らないだろうがといいつつ、快く引き受けてくれました。
この人はすごく信頼できそうです。
しかし、二人が話しているところへ、先日注文したドレスが届いたが、皇宮の財政庁がドレス代を払えないと言っていると、侍女が知らせに来ました。
せこい、せこすぎる…。
そうまでして、アデルを虐げたいのか。
さっそくギグス夫人が、私にお任せくださいと、事態を収集してくれるようです。
まわりはバカばっかりですが、少しずつアデルの味方が増えてきましたね。
早くバカップルにガーン!とやり返して欲しいです。
・アデルは前皇宮総管理人のハンナ・ギグス伯爵夫人を呼び寄せる
・グランド公爵がアデルにいろいろとアドバイスしてくれる
・注文したドレス代も払ってくれない財政庁、ギグス夫人が動き出す