
ヘレナが男主人公な感じ。
22話のあらすじ
イシュフェルン家の事業と関連する商人たちを集めたヘレナ。ヴォーゲル商団主、マケナ(建設業者)、デューバル商団主など、伯爵家から一方的に投資を中断されたと、不満を抱える人たちです。
会場に入り、ヘレナは最初に謝罪をしました。それでも納得がいかないヴォーゲル商団主は、数年前に人を送ったときには追い返したくせに、今になって呼びつけた理由を説明しろと迫ります。
デューバル商団主も、すでに伯爵家の後ろ盾がなくてもうまく回っている、新たに縁を結びたいなら誠意が必要だと言います。
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「暗黒伯爵な夫を破滅させる方法」22話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ヘレナが来なかったら、大変なことになってましたね。
とりあえず、ベンジャミンがイシュフェルン家の唯一の血縁者だから跡を継いだということはわかった。
しかし、当主が変わったことについて何の説明もなく、一方的に投資を打ち切ったら、そりゃ商人たちが怒るのも、無理はない。
そこでヘレナは、ボーウッドに中心都市を開発するつもりだと提案します。「ゴーフ」をボーウッドの中心にするのだと。
ゴーフは、ウェスレーが隠れていた町。ここに発展の可能性を見出したヘレナ、商人たちも、それなら!と乗り気です。

ヘレナ、ほんとにすごいですね。
領主の才能、あふれまくり。この物語、ヒロインとヒーローが逆なのではないかと思うくらい、ヘレナの活躍が目覚ましい。
だって、ベンジャミン、書類の内容が難しくて理解できなかった、事業なんて性に合わないという理由で、商人たちを5年も放置してきたんですってよ。
ヘレナが呆れるのも、無理はない。

ただ…ベンジャミンが商人たちとうまくやっていけなかった理由は、それだけじゃないみたいです。
ベンジャミンは目が赤いでしょう。だから、「アルケイン」と同一視されてしまうんですね。
南部は魔物がよく出るから、魔物に対する恐怖心も大きい。そして、その元凶であるアルケインに対する恨みの感情も大きい。
ベンジャミンはその特徴を持っているから、それだけでも人々に怖がられてしまうということでしょう。
ヘレナは先入観を持たない人だし、人のいいところはきちんと認められる人だから、そんなこと気にしないのでしょうが、一般の人々は違う。

ベンジャミンは、人に嫌がられることが怖くなっていたのかな、それとも面倒だったのかな。
いろいろと傷ついていそうですね。
そしてひとつ、気になることが。ベンジャミンの右の腰の上あたりにある模様は何だ?
うー、気になる。
・ヘレナは商人たちを呼んで謝罪するも、まだ納得できない人もいた
・ゴーフに中心都市を作る計画を話すと、みんな納得
・商人たちを5年も放置したのは、話が難しかったのと、目が嫌がられるからだというベンジャミン
→23話へ続きます。
