


アルトル様がほんとに一途でさ……。
39話のあらすじ
シオン公国のオルフェン・エラドール大公から、即位式の招待状がアルトルの元に届きました。式典には、弟サディアンも同席すると書かれています。
少し前に、アルトルがタラノク要塞に滞在していた時、サディアンがメルティアの記憶から消えた元婚約者であると、ノーラから聞かされていました。
縁談が持ち上がったのは、メルティア8歳、サディアン12歳の時。最初はメルティアにまったく関心を持たなかったサディアンが、王国が北部との戦争で負けた後、なぜか急に、療養していたメルティアの世話をし出したというのです。
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「北部戦士の愛しい花嫁」39話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ちょっと怖いんだけど。いや、かなり怖いんだけど。
最初は無関心だったのに、メルティアが戦争で傷付いたら急に関心持って。
しかも、部屋で何時間も二人きりになって、何してたんだろう。
こいつのせいで、メルちゃんが記憶を失い、男性の前では目も開けられないほどのトラウマを負った可能性があるらしい。
メルティアに仕えていた使用人が、全員消息不明ってのも、恐ろしいですね……。

メルちゃんの消えた記憶。何があるんだろう。
思い出さない方が、幸せなのかもしれないけど、ここでメルちゃんとしっかり話をしようと思うアルトル様が素敵なのよ。
サディアンから遠ざけたところで、何をきっかけに記憶が戻るかもわからないし、記憶を取り戻して辛い思いをするかもしれないけど、自分が絶対に支えるという、強い思いを持ってるのです。
逃げても解決にはならないし、それがメルティアの本当の幸せにはつながらないって思ってるのよね。
素敵すぎる……。
シオン公国に行ったら、たぶん何か起きるのだろうけど、この二人ならきっと乗り越えられると信じてます!
・シオン公国の大公から、即位式の招待状が届く
・ノーラが調べた情報によると、シオン公国のサディアンがメルティアのトラウマをひどくした可能性がある
・根本的な解決を目指して、メルティアとしっかり話をしようと思うアルトル
→40話へ続きます。


