


アンジェラはきっと、強敵だな。
31話のあらすじ
髪を切り、髭も剃って、すっかり見違えたラスロ。今日はリニアと一緒に、ブリス伯爵家のガーデンパーティーに参加するのです。
数日前、リニアからこのパーティーに誘われた時、断ろうとしたラスロ。しかし、イデルの言葉で参加を決めました。
このパーティーには、これまでリニアを蔑んできた人たちが大勢集まる。社交界というものを、自分の目で直接確かめなくてはならないと思ったからです。
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31話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ラスロ、めちゃめちゃイケメンになってる。これじゃ、社交界でモテモテになるでしょうね。
さて、パーティー会場では、アンジェラのいとこでブリス伯爵家の長男、エノクもいて、リニアを待ち構えている。
アンジェラは赤毛の女性、あのいじわるなやつ。カミル・エマソン子爵夫人はエノクの妹。

カミルは、前にリニアをバカにするために、パーティーに招待していた性悪女ね。
こいつらみんなで、リニアをいじめようとしてるんだろうけど、今日はそう簡単にはいかないよ。
エノクはさすがに、ラスロを敵に回すのは良くないってことがわかってたみたい。
ラスロだと気づかずに、失礼なことを言って欲しかったな〜。そうすれば、面白い展開になっただろうな〜〜。
アンジェラはちょっと、一筋縄では行かないわね。カミルよりもたぶん頭がいいので、ここでラスロに喧嘩を売るような真似はしない。

これは……ここではおとなしく引き下がったけど、このままでは終わらない感じです。
またなにか、別の機会に仕掛けてきそうですね。
とりあえず、ラスロがいたおかげで、リニアがいじめられることはありませんでしたが、それはそれで気分が悪い。
だって、ひとりならあんなにみんなしてリニアをいじめるのに、ラスロひとりいるだけで手のひらを返したような態度。
ほんとに、しょうもない人たち。
・ラスロはリニアとブリス伯爵家のガーデンパーティーに参加
・リニアを蔑んでいた人たちがたくさんくるからと、イデルがすすめたから
・ラスロがいたおかげでリニアはいじめられなかったが、それはそれで気分が悪い


