
エリアーノ、こんなところでよく生き抜いたな。
4〜6話のあらすじ
貴賓用の休憩室へ向かったエリアーノ。そこにはフリントと皇太子へレイスがいました。この皇太子は7年前、ザカドールへの使者として向かった先で抑留され、亡くなったとされていました。
その後、ザカドールとの3年戦争のさなか、ロサナ公爵が皇帝の婚外子を連れてきます。しかし、亡くなったはずの皇太子が、戦争で勝利を収めて帰還、婚外子は皇宮から追い出されました。
だから自分のことを嫌うのは当然だと思っているエリアーノ。皇太子の不遜な態度を見て、休憩室をすぐに出ていきます。
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4〜6話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
皇太子は、エリアーノが政略結婚を断ったからと言って八つ当たりするとか、ちょっと大人気ない。
でもフリントは、ちゃんとエリアーノのことを気遣ってくれていて、好感持てます。

だから前世でも、エリアーノを助けにきたんだろうか?
さて、今のエリアーノの問題は、屋敷が安らげる場所ではないということ。
護衛の騎士は「監視役」だし、乳母もメイドも同じ。
ザカドールでマルセルと結婚しないためには、まず父の監視から逃れないといけないのですが……これはかなりの強敵です。
まず、乳母のパメラ。エリアーノよりも、ロサナ公爵を主人と仰いでいるから、エリアーノの言うことは聞かない。

ただ、使用人長のミラーと執事長ジョナサンはまともかもしれない。ここに期待したい。
さて、妹のイザベラがエリアーノの部屋にやってきました。
イザベラは、父がアルヴィッチ小侯爵と自分を婚約させようとしているから、それを阻止するために協力して欲しいと。そのかわり、パメラをなんとかすると言いますが……。
最初、イザベラはかなり性格悪いの?エリアーノの敵?と思いましたが、そんなことないみたい。
むしろ、エリアーノに親近感を持っているみたいだから、味方になってくれるかも?
・皇太子へレイスは政略結婚を断られた腹いせに、エリアーノに塩対応
・エリアーノの周りは「監視役」で溢れている
・妹のイザベラが婚約阻止に協力して欲しいとお願いしてきた


