
アルトル様がひたすらやさしい。
12〜13話のあらすじ
乗馬を教える代わりに報酬が欲しいと言うアルトル。また一緒にお酒を飲んで欲しいと言うのでした。
一緒に馬に乗りながら、その調子だとアルトルに褒められ、こんなふうに人に褒められるのはいつぶりだろうかと思うメルティア。その様子を見ていたロミスは、アルトルがこんなふうに柔らかく笑うのは初めて見たと思います。
その後も乗馬を続けていると、あまりの気持ちよさにうとうとしてしまうメルティア。目が覚め、ハッとしてうっかり馬を蹴ってしまいます。振り落とされそうになりますが、アルトルがしっかり支えてくれました。
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12〜13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
なんか、ちょっと幸せな時間。馬に初めて乗ったら体も痛いでしょうけど、アルトル様に抱えられているこの時間が、何より幸せですね。
離れたくないと思ってしまうのもわかる。
馬に振り落とされても、アルトル様がいたから怖くなかったと言うメルティア。意外と度胸があるなとアルトル様もなんか嬉しそう。
メルティアは、王国で辛い思いをしてきたし、ずっと自分の意思などないものとして扱われてきたから、ここで強くなりたいと思ってる。

変わりたいと。アルトル様がいるなら、大丈夫そうですけどね。
まずは目を開けることですけど、ロミス卿とか側近の人たちもメルティアには敵意を持っていないから、克服できる日もそう遠くはないと思います。
そして、城に戻ると、ロミス卿がお風呂を用意していたんだけど、なんとひとつしかない!
一緒に入るの?

まだ初夜も済ませてないのに!大丈夫?
当然、紳士のアルトル様は出て行こうとするんですけど、メルティアは勇気を出して一緒に入りましょうと言いました。
いいの!?
目も開いてないのに、いきなりお風呂!?大丈夫!?
でも、馬から落ちた時に、アルトル様の顔に傷ができてることに気づいたから、少しは目を開けられるようになったのよね。まだ目を合わせることができないってことよね。
それにしてもいきなりお風呂か。このまま初夜の続きでしょうか。
・メルティアはアルトル様に乗馬を教えてもらう
・目を開けられるように、もっと強くなりたいと思うメルティア
・乗馬から戻ってきて、一緒にお風呂に入る二人
→14話へ続きます。

