
ヴィンセントの笑顔、眼福。
16〜17話のあらすじ
どんな顔をしているか知りたいと、ヴィンセントに顔に触れられて、驚くポーラ。もう一度聞かれ、背は低く、髪はくせ毛で……と説明します。
小さい頃から容姿が醜いと蔑まれてきたポーラ。美人だった三女のアリシャとは大違いでした。
ポーラが描写したのは、そのアリシャの顔。自分の本当の姿を知ったら、ヴィンセントに軽蔑されるのではないかとの不安からでした。もう傷つきたくない。人生で一度くらい、きれいだと思ってくれてもいいのではと思ったのです。
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16〜17話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
もう…切なすぎる…。ポーラがどれほど辛い思いをしてきたのかと思うと、顔のことを聞かれるのは嫌だっただろうな。
つらい。
でも気を取り直して。
ヴィンセントの笑顔が見れたから。
気分良く、散歩を始めたふたり。誰かに見られたら面倒だとヴィンセントはいいますが、ここまで出られるようになったって、すごいことですよね。

部屋から出るどころか、食事や風呂だってままならなかったのに。
で、散歩の途中に、ヴァイオレットがヴィンセントの婚約者だと知りました。
でも、ヴァイオレットはヴィンセントが失明したことを知らないし、家門の利益のための婚約だから、ポーラが期待しているような関係ではないのだと。
貴族も大変だなと思っていたとき、ポーラが持ってきたバスケットにかかっていた布が飛んでいってしまい、ポーラがほんの少しだけどヴィンセントのそばを離れてしまいます。

だめだよ、目が見えない人をひとりにしたら!!!!
布を追いかけていくと、またイケメン登場!
誰でしょうか。
いきなり、「嬉しいです」って。どういう意味だろうか。

だれ!?
ポーラは、顔を見られてしまったと焦っているけど、いやいや、それよりも、ヴィンセント!!
早く戻って!!
この人が誰なのかは、もちろん気になるけどね!
だって、布を返すときに、例の金色の文字の手紙を一緒に渡したよ。
さっきのセリフと同じくらい気になるけど、ヴィンセント!
よくがんばった。

僕を一人にするな、2度とするなって。
怒ってるというより、怖かったんですよね。
もう、ポーラなしでは生きられないんじゃない。
こうやって少しずつ、二人の絆が強くなっていくのかな。
そしてなんと、ヴァイオレットが会いにきてしまいましたが。
どうなるのでしょう。ヴィンセントの目が見えないことは知らないはずだから。
ばれると、いろいろ面倒なことになりそうですね。
・ヴィンセントにどんな顔をしているかと聞かれ、アリシャの顔を描写をするポーラ
・散歩をしている最中に持っていた布が飛んでしまい、追いかけるポーラ
・ひとりにされて不安だったヴィンセント

