
アンナにも幸せになって欲しいけど。
92〜93話のあらすじ
ペルーソがなぜここまでしてアンナを追いかけるのか、その理由を尋ねるタモン。ペルーソは、アンナが安全ではないからだと答えますが、タモンに「皇帝の犬」と言われ、言い争いになります。それを止めたのは、アンナでした。
ペルーソは、なぜ一人で行ってしまったのかとアンナを心配しますが、ここは自分が一番安心できる人のそばだといわれ、その相手がタモンだと誤解します。
アンナは、タモンではないと言いますが、なぜ自分がこんな説明をしなければならないかわからないというと、ペルーソは、アンナを見ているとじっとしていられなくなるというのでした。
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92〜93話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ペルーソ、それは告白しているも同然だが、恋をしたことがないからその辺のことがわからんのだな。
アンナはわかってるけど。この人、何言ってんの!?と戸惑っています。
だって、あの寡黙な公爵が、自分のために飴?を買ってきてくれたんですよ。アンナが美味しそうに食べてたから、つい買ってしまったと。
そして、ひざまづいてあなたの安全と平和を守りたいという。
でもさ……アンナは今、恋をする気持ちにはなれないのですよ。なんといっても、ゲルティウム公爵家は、ギロティの最側近ですからね。
ペルーソのことは、少しだけ気になっていると思うけど。

というか、ほんとはペルーソの告白を受け入れたい気持ちもあると思う。
でも、今の状況では難しい。まだアーシャ様のお手伝いをしている最中だし、ペルーソを巻き込みたくないという思いもあるでしょうね。
アーシャ様の復讐が成功して、ギロティを倒せれば、二人にも明るい未来が待っているかもしれない。だから今は、そっちに集中したほうがいいでしょう。
ペルーソはすっかりアンナに本気になっているから、どこかでゲルティウム公爵家が寝返って、ギロティの敵になりそうですね。
さて、遅れて皇宮についたため、ギロティから強く叱責されるペルーソ。膝をついて謝れと言われて、なにそれ!?と思ったところに、タイミングよく魔獣が出現。

よかった、謝らなくて済んで。あいつに頭下げるなんて!と思ったから良かったです。
でも魔獣討伐で怪我をしたらしく、その話を聞いたアンナはめちゃめちゃ心配してる。
やっぱり、ペルーソのことが好きなのね。
一方のアーシャ様とタモン。相変わらず、仲がよろしいことで!
私たち、頻繁にしすぎじゃない?というほど、仲がいい!
もっとイチャイチャしてもいいですよ。
これから復讐本番なので、英気を養わないと。
・ペルーソはアンナに本気、自分の思いを告白するも、アンナには断られる
・アンナはペルーソのことが気になりつつも、今はまだ恋をする気にはならない
・タモンとアーシャ様は相変わらず仲が良い
→94話へ続きます。

