ああ、クロード。とうとう気づいちゃったか、自分の「恋心」に。
51話のあらすじ
クロードは、カメリアとの出会いを回想していました。同年代の人間はみな自分の家門のことしか頭になく、ごまをすってくる輩ばかり。
そんな中、感情の隠し方も知らず、自分に真っ直ぐな視線を向けてくるカメリアの存在は、クロードにとって特別なものでした。
しかし、自分といる時の居心地の悪そうな視線がおもしろくなく、苛立ちや混乱などこれまで感じたことのない感情に飲み込まれて初めて気づいたことは…。
51話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
クロードが素直になってしまった。お互いに嫌われてると思ってるけど、実はお互い好きっていう…そうなってしまうのか。
みんな、「小公爵殿下」とクロードに媚を売ることばかり考えているので、同じ「小公爵殿下」という言葉を使いながらも、「あなたが苦手です」とはっきりものを言うカメリアは、クロードにとって新鮮だったのでしょうね。
しかしただ新鮮に感じているだけじゃないことに、とうとう気づいてしまいました。これがクロードの初恋なんだな、きっと。
僕のこと、すごく嫌いでしょう?とカメリアに聞かれて、「嫌いじゃない」と答えたクロードの表情は、恋するイケメン。
この表情を見て、カメリアの気持ちが揺らいじゃってるじゃん!
ああ、ここからクロードルートに入るのか…。イアンはカメリア自然体でいられる、落ち着く存在だけれど、「恋」じゃないんだろうなきっと。
その表情では、嫌ってない=好きって言っているようなものですな、クロード。
さて、キーロンと母が首都に到着しました。カメリアの心強い味方であるキーロンが来て一安心です。母はまた、怪我をしたことでカメリアを罰しようとしていますけど…。
一人でよく頑張ったねと言われて、安心しただろうな。この二人の中の良さって、見ていてほんとに癒される。
キーロンが、二人でいる時はカメリオンではなく「リア」って呼ぶのがいい。そのままのカメリア、妹として大事にしてくれてるんだよなあ。
・クロード、カメリアとの出会いを回想
・クロードは自分のカメリアに対する気持ちを自覚する
・キーロンが首都にやってきてカメリアもほっとする