ああ、これこそが問題な王子様…ないわ〜、これはないわ〜。あなたの生返事のせいよ。エルナが可哀想すぎる。
第43話のあらすじ
エルナは船上ティーパーティーに参加していました。しかしその主催者はグレディスの親戚、フォレスター子爵夫人でした。
田舎者をからかうつもりで送った招待状、まさかエルナがやってくるとは思っていなかったのです。
案の定、エルナの周りでは心ない言葉が飛び交い、いたたまれなくなりますが、大公妃としての責任を考えると逃げ出すわけにはいきませんでした。
しかしそこに助け舟を出したのはグレディスで…。
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グレディスも周りの人も、そしてビョルンもみんな最低。ああ、こんな状態で来週まで待たないといけないのか。
前回、同行しているメイド長のカレンがたくさんの招待状を持ってきたとき、エルナはちゃんとビョルンに聞いているんですよね。まだ社交界になじんでいないエルナは、どの家門のと交流すればいいのかわからなかったので、全く名前を知らない4つの家門について、知っているかと。
そのときに、フォレスター家は知っているというので、交流してもいいかと聞いたら「ああ」と答えたんですよ、ビョルン。あなたがそう答えたから、妻はそれを信じてティーパーティーに参加したら針のむしろですよ。
これが、生返事だったんだ。
しかも、今日参加したのがフォレスター家のパーティーだったと言ったら、ものすごい冷たい目で「これからは参加する前にカレンに相談するように」って、100%エルナが悪いかのような態度。ないわ〜。それはないわ〜。悪いのはお前だ。
しかしけなげなエルナは、使節団がいる前で夫を非難したりしない。泣いて怒りたかったよね。あなたのせいよって。
たしかにカレンに相談すれば良かったかもしれないけど、その前にあなたに聞きましたよ?いいっていったよね?と責めたかったと思うけど、ぐっと我慢した。えらいな。これからは夫の返事だけを信じちゃいけないと学びましたね。これを糧に、強く生きてほしい。
今回は、グレディスの前妻マウントにもカチンときましたけど、グレディスがいなかったらエルナはもっと悲惨なことになっていたと思うので、助かったと思うべきか。助けてくれたのがグレディスというのが腹立たしいが。
私の分まで幸せにしてあげてって、どの口がいう?エルナの帽子をバカにするし。私の方がビョルンをわかってるマウント。うざい。
ビョルンが自分にまったく興味がなかったのだと悟ってしまったエルナの心が折れないといいのですが。
もうすぐラルスにつくのに、大丈夫だろうか…。
・参加したパーティーはグレディスの親戚主催だった
・逃げることもできないエルナにグレディスがマウントしながらも助け舟
・ビョルンは自分の生返事のせいでエルナがひどい目にあったことをわかっていない