
そうよ、ためらっちゃだめ。
83話のあらすじ
アーシャは、知っていることが他にもあるなら、隠さずに話してほしいとタモンにいいます。するとタモンは、ギロティは先代公爵の墓を暴き、邸宅を燃やす時にその棺も一緒に燃やしたらしいと話します。
7月は自分にとっても喜びと思い出の詰まった月だったのに、その幸せは2度と戻ってこない。そしてアーシャは、一切の躊躇なく、ギロティの首を切れると確信します。
翌朝、花冠をつけて走り回る子供を窓から見ていたアスラルは、あの花はタナトスの国花なんですよね?と聞きました。「長寿の花」で作った花冠を被れば、永遠の栄光を手に入れられるという言い伝えがありました。
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83話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
そうですよ、ギロティへの復讐に躊躇はいりません。
しかし、ここまでやるかね。人の墓を暴いて、さらに邸宅と一緒に棺を燃やすって。
外道も外道、鬼畜の所業。絶対許しちゃダメ。
幸せな思い出の詰まった7月なのに。
この長寿の花はものすごく珍しい花で、皇室でもわずかしかもっていないので、子供達がつけていたのは造花なんだそうです。
アーシャも、生花は見たことがあるけれど、兄と一緒に街を駆け回っていた頃の造花の方が尊くて恋しいと。
そんなアーシャの心のうちを知っているのか、アスラルはアーシャのために、花冠を用意していてくれました。
もう、この人、こういうとこよね。ほんとのお母さんみたいで、めちゃめちゃあったかい人。
アスラルみたいな人がそばにいてくれて、本当に良かったわ。
さて、タナトスに到着したアモールの王とロナソ。
そうか、この人たちと合流する予定だったか。
いよいよ始まる!
使節団の歓迎式に臨む、アーシャ一行。
アーシャ様は全身黒ずくめだけど、何をするつもりなんだろう。
復讐が楽しみで仕方ない。
・ギロティが先代公爵の墓を暴いていたと聞き、これで躊躇なく復讐できると思うアーシャ
・アスラルはアーシャのために長寿の花の花冠(造花)を用意していてくれた
・アモールの国王と合流し、使節団の歓迎式に向かう
→84話へ続きます。


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