「闇の世界で黒狼の女になります」34話・決別

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でも……すんなり引き下がらない気がする。

34話のあらすじ

何かが入っていることを承知の上で、談紀が注いだ酒を一気にあおる淵絹様。酒を飲み干した後に、談紀を見る目は氷のように冷たく、盃をその場に投げつけて叩き割ります。

そして、お前との縁もこれまでだと告げました。二度と私とお嬢さまの前に現れるなといって立ち去ろうとします。

談紀はそれでも淵絹様にすがりつき、謝罪して赦しを乞いますが、淵絹様はその手を振り解きました。

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34話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

うーん、勘違いが甚だし過ぎて、かばいようがない。

芸者屋に売られたことは同情します。売られてきてからも虐げられて、辛い思いをしてきたことも可哀想だと思います。

しかし、優しくしてくれた淵絹様の気持ちを勝手に勘違いしたのは談紀。

「今まで私たちが過ごしてきた時間は……」って、まるで恋人同士かのような言い方をしていますけれど、全然違うと思います。

そこで淵絹様も、勘違いさせるようなことをした覚えはないし、お前を雇ったのは琴の腕前が優れているからだときっぱりと告げます。

管理人
管理人

よかった、はっきり言ってくれて。

荷物をまとめて出ていけと。

墓穴を掘る・自業自得・身から出た錆って、まさにこのことですね。

身の程を弁えていれば、追い出されることはなかったのに。

勘違いして、やり過ぎましたね。

さて大変なのは、淵絹様です。

管理人
管理人

毒ではないけど、たぶん媚薬かなにかを飲まされたっぽい。

馬を飛ばして、必死に帰宅。すると部屋に、麗がいた!

麗は、幽絹が自分のことを知ってるのかなあ、答えを聞けなかったなあなんて呑気に考えながら、淵絹様の部屋に花を飾っていたところでした。

さっさと戻ろうと思っていたところに、顔が真っ赤な淵絹様が帰ってきたのです。

淵絹様は自分がまずい状態だと思っているから、麗を遠ざけたいだけなんですけど、もう出てってくださいってちょっと冷たい言い方。

しかたないけど。

麗は事情を知らないから、こんなに飲んだら治るものも治りませんよって心配します。

いや、酔ってるんじゃなくて、変な薬飲んだから大変なことになってるのと、淵絹様も正直に話します。

あなたを抱きたくて仕方がないんですって。

いやー!これは来週、いよいよってことでしょうか。

でもなー、薬の勢いでってのもなんだかなー。

イチャイチャが見れるのは楽しみですが、薬のせいでってなるのは麗がちょっと可哀想な気もするので、ここは我慢しよう!

しかし、談紀がすんなりと出ていくとは思えない。

出て行ったとしても、私から淵絹様を奪ったとか言って、麗を逆恨みしそう。

今回のストーリーのまとめ

・淵絹様は談紀が注いだ酒を一気に飲む

・琴の演奏が上手いから雇っただけだ、荷物をまとめて出ていけと談紀に告げる

・淵絹様が急いで家に戻ると部屋に麗がいて、自分を抑えるのに必死

→35話へ続きます。

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