早く退場してくれ。
33話のあらすじ
宴は無事開かれることになったものの、談紀が麗に乱暴したという噂が商団の中でも既に広まっていました。いくらなんでも、やりすぎだと皆思っています。
談紀は淵絹様に出すお酒の中に、何やら粉末を仕込みました。
宴の席に姿を現した談紀は、淵絹様が心配で屋敷に行った時、お嬢様の気分を害してしまったと先に告白します。そして、先程の酒を献上すると……淵絹様は、いつもと香りが違うことにすぐ気づきました。
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33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
私が気づかないとでも思ったか?という淵絹様の視線の冷たいことよ。
これはおそらく、談紀が麗に何をしたか、知った上で、あえて宴に来たんだな。
宴は中止と言っていましたからね。
体調が悪くてもわざわざ行くことにしたのは、談紀に釘を刺すためだろうか。そうだったらいいな。
あっさり見抜かれて、ガタガタ震えながら謝る談紀。
謝るくらいなら、最初からやらなきゃいいのに。
毒でも入れたのか?と聞かれ、それは否定。さすがに、好きな人に毒は盛らないか。
媚薬かな?
毒でないならと、盃を一気にあおる淵絹様。
何が入ってるんだろうな。
幽絹様が、自分たちは得意体質だと言っていた。だから、何か入っていても、効かないんだろうか。
こんなことしても、嫌われるだけなのに。談紀って、ほんとに頭も性格も悪い。
今回、子供の頃の回想シーンが出てきました。
談紀は売られてきたのかな?
家に帰りたいと泣いていた時に、琴を教えてくれたのが淵絹様だった。
まあ、辛い時に助けてくれた人に恋してしまう気持ちは、わからんでもない。
でも淵絹様は、単なる親切だったんだと思うから、身の程知らずな恋だったんだよな。
立場をわきまえていれば、いい関係でいられたものを、麗に手を出したら終わりですね。
次回で本当に退場してくれるかな?
・予定を変更して宴に出席する淵絹様
・談紀は淵絹様の酒に何か仕込む
・すぐに気づいた淵絹様、毒ではないならと酒を一気にあおる
→34話へ続きます。