カメリアはそこらの令嬢とは違うんです。クロードにはカメリアしかいないんです。
104話のあらすじ
ズボンを履いているから男なの?と子供達に質問されたカメリアは、お店屋さんごっこが好きな人?と質問を返しました。子供達は皆、大好き!と返事をします。
カメリアは、ズボンを履くのもお店屋さんごっこも同じ、ごっこ遊びが好きなら誰でも自由に遊べるように、ズボンが好きなら誰でも自由に履いていいのだと、子供たちに説明しました。
子供たちと楽しそうに遊ぶカメリアを見て、クロードの母とシスターは、帝都から来た令嬢とは違うと感じていました。自らズボンまで履いてきて、真剣に子供たちと向き合うカメリア。自分の息子は本当に人を見る目があると思うのでした。
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よかった、お母様に認められた!!
そうです、カメリアはそこらの貴族令嬢とは違うのです。
手伝いに来たくせに、お母様の服装が貴族に相応しくないとか陰口を叩いていた令嬢もいたのだとか。
そんな令嬢を見ていたら、シスターも幻滅することが多かったと思いますが、カメリアは全く違いますからね!
真剣な態度が受け入れられて、本当に嬉しい。
さて、帰宅するとクロードが待ち構えていましたよ。やっと俺に時間を割いてくれたって。
クロードが準備していたのは、屋内プール!?
傷の回復には水泳がいいと聞いたからって、家の中にプール作っちゃうって、どんだけカメリアを愛しているんでしょうね。うらやましい。
それなのに、カメリアはいまだに自信を持てずにいました。自分が本当に大公妃にふさわしいのかと。
でもそこで、社交界の集まりに出てティータイムに明け暮れるような人はイハール大公夫人にふさわしくないのだとクロードがしっかりと説明してくれます。
小さい頃からカメリアを見てきたからこそ、誰よりも大公夫人にふさわしことがクロードにはわかっていますからね。
カメリア、もっと自信を持って欲しいな。お母様も認めてるしね。
しかし!!!
そこに皇室からの返事が来ました。ドアの外で侍従に読み上げさせると……出身地が不明瞭であるため大公妃としては認められない、新たな大公妃を迎えよというものでした。
皇太子だって皇女だってカメリアのことを認めてるのに!!!
クロードが黙っているはずがないので、早くこんな返事を覆してほしい。
・修道院でのカメリアの真摯な態度に感動するクロードの母とシスター
・クロードは屋内プールを作ってカメリアを待っていた
・皇室から、カメリアを大公妃として認めないという返事が来る
→105話へ続きます。
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