そうなんだけど。河清は敵国の捕虜だからなー。
42〜43話のあらすじ
武寧の筆跡の密書を見てしまい、予安は河清の顔をまともに見られなくなってしまいます。
紅芯のかんざしを強く握りしめすぎて、手に傷ができてしまった予安のために、河清が薬を持ってきて手当てをしますが、予安が、君は南燕国の皇子なんだからこんなことをすべきじゃないといいます。
本来は別々の道を歩むべき、二人とも気づいていたことがはっきりしただけだと自分に言い聞かせる予安。
その後、武寧と結託して反乱を起こした嫌疑があると、李無定が河清の部屋を捜索しますが、例の密書は見つかりませんでした。
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密書は予安が持っていいったのかしら……河清ですら、密書がない!?と驚いています。
その頃、予安は密書のことが頭から離れなくて、仕事にも集中できずにいました。
今日は河清が当直のはずなのに、陛下お食事ですとやってきたのは、河清ではない部下でした。
今日の日付は……3月3日!例の密書に書かれていた日です。
嘘だー、河清、嘘だー!
予安はまだ、河清を信じたい。だから、なんとかして河清と話がしたいと思って探すのですが、肝心の河清がどこにもいません。
あれは嘘だよね?って確かめたいし、河清は何もしてないよね?と確証が欲しいですよね、予安も。
探している途中で、李無定に会います。
李無定は、捜査に出た時に趙公欣(ちょうこうきん)に会ったと話してくれました。彼は引退しているのですが、自分は将軍ではないから、誰かを罰するのに証拠はいらないと言っていたみたい。
趙さんという人は、予安(皇帝)が小さい時から仕えてきた人で、河清がそばにいることを心配しているのです。自分たちが滅した敵国の人間なんだと。
趙さんの言葉に、現実を思い出す予安。
予安と河清、交わることのない運命。
河清は、予安が本物の皇帝でないことを知っていますが、いまさら北国の君主という立場から逃れられるわけでもない。
どうすればいいのでしょうね。
そして趙さん、河清を捕まえて拷問してました。
これも、予安を思えばこその行動なので、一概には責められない。
でも予安が、河清を救い出しに行きます。
河清は、予安が来ないと思って諦めていたみたいですが、ここで救ったことがのちのちどう影響するのでしょうか。
・予安は密書を見てから仕事が手につかない
・李無定は河清の部屋を捜索するも何も出てこない
・すでに引退している趙さんは予安のためと、河清を捕らえて拷問する
→44話へ続きます。
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