ジェイムスは結構やばいやつだと思う。
47〜48話のあらすじ
皇太子が自ら誰かのために肖像画を描くというのは、前例がないこと。これで公爵夫妻を侮辱する人たちもいなくなるだろう。
これで二人はもう完全な夫婦になるという侯爵夫人の言葉に、ジェイムスは会わなければならない人がいるとその場を後にします。
それから1週間、ランカスター家では「ラ・トエビーレ」に向けてナディアが必死でダンスの練習をしていました。ナディアががんばっているのにダンスをする気のないルークは、人前でそんなことをするくらいならピエロでも呼べばいいと言い、みんなを困らせています。
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47〜48話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ルークも大概だなと思うことがありますよ、この人の立場なら、社交は仕事の一つです。
これまでは領地に引きこもっていても大丈夫だったけれど、奥さんもらったのだからもっとしっかりせねば。
侯爵夫人や皇太子、皇女にも、ルークにダンスを教えてほしいという申し出を断られてしまったナディアは、自らルークにダンスを教えます。
ナディアはダンスがあまり得意ではなかったのですが、教えてもらった相手がお兄さんやジェイムスだという話を聞いて、ピクッとするルーク。
出た、要注意人物!
とそのとき、なぜかレイナがナディアを訪ねてきました。
ルークとナディアが出ていくと、レイナはあからさまな悪意を振りまいてる。
ルークはもちろんそれが分かりますけど、ナディアはわかってないな?
あなたのために首都に戻ってきたというレイナの言葉に、あの時のことを許してくれるのかと聞いて、さらにイラつかせてしまう。
しかし、あまりの無礼さに、ルークの怒りは爆発寸前。
ダンスの練習をしていたからラフな格好をしていて、レイナはそこにいるのがまさかステイトン公爵だとは思っていなかったんですね。
驚いて尻餅ついてるの、おかしかった。
この人はいろいろとナディアに対しての思いを拗らせているから、一度どこかでガツンとやられておいた方がいいと思いますけど。
レイナは、今夜の晩餐にナディアを招待しにきたのだといいました。ジェイムスと3人で食事をしようということらしい。それなら私が護衛として同席すると、ルークも一緒に行くことにします。
没落寸前だったミリオン家を建て直したのはジェイムス。
この成功を誰よりもナディアに見せたいと思っていました。
晩餐の席にも正装して出てくるのですが、あまりにきちんとした青年だったため、毒気を抜かれてしまうルーク。
ミリオン家が没落したのはイエムスとの関係を疑われたからなのですが、無実だとわかった後でもなかなか噂を払拭できなかった。そんなときに唯一味方になってくれたのがナディアだったから、自分とナディアの関係は特別なのだというジェイムス。
何か魂胆があって晩餐に招待したんだろうということは、ルークにもわかってます。ナディアは分かってないけど。
結局この席も、レイナは体調不良(嘘だけど)ということでこなかった。ジェイムスがナディアと二人きりになるための場だったんですね。
うわー、全然ナディアのことを諦めてなくて、なんとかして今からでも手に入れようと思ってる。
ある意味、セリアよりもやばいやつかもしれん。
ルークがなんとかがんばらないと、ジェイムスは何をするかわからんですね。
・ナディアは必死でダンスの練習中、ルークも仕方なくがんばる
・レイナが訪ねてきて、ジェイムスと3人での晩餐に誘う、ルークもついていくことにする
・晩餐に行くとレイナはいなかったが、思いのほかジェイムスが好青年で戸惑うルーク
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